高知市を歩く18~高知では国の天然記念物が個室暮らしで育っている!の巻~ | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日 2016430

高知市内を軽く散歩しようと歩き始めてもう4時間も経っております

完璧なるスケジュールオーバーであります

あもんも一応は旅先の事を調べて旅立ちますが

その旅程が予定通りに終わったことは、あまりありません

何故なら、現地で見つけた宝物がたくさんあるからです

ネットの普及により多くの情報が簡易に手に入るこの時代でも

やはり伝えきれないことは沢山あります

いえ、多くの情報が飛び交っているこそ、伝わらないことが多くなったと思います

 

人間には波長という感度があります

何か理由は分からないけど、惹かれてしまうという感度があります

その感度は非日常的な旅先では敏感となり

日常的な自分では張っていないアンテナがグルグルと回転するのです

そのアンテナが示した方向に心安らぐモノがあるものなのです

無機質なネットの前ではその波長は流れませんからね

 

ということで、あもんの旅は自由奔放で続いています

だから、一人旅が多いんですよね

今後、あもんと旅を同行される方は、お気を付けくださいw

 

ということで、この度も、昨日アンテナが反応した所へ車を走らせています

 

ながさきやさんww

カステラは売っていませんとはww

多分、多くの方がこの店にカステラを求めて訪れたのでしょう

親切な看板ですが、カステラを売ってないという情報だけで、何屋さんか分かりませんけどw

 

ということで、長尾鶏センターに着きました

 

長尾鶏とはトキ、コウノトリ、ライチョウと同じ国の特別天然記念物であります

 

この猫は天然記念物ではありませんw

 

長尾鶏は江戸時代に突然変異で生まれたことが始まりで

大正12年にはもう、国の天然記念物となっております

昭和に入り戦争により社会情勢悪化や食糧難から飼育が大変困難となりました

昭和23年には生存が確認できたのは11羽という危機が訪れます

しかし、南国市の方の努力の結果、平成27年には約200羽の生存が確認されております

種類は“白藤種”“白色種”“褐色種”の3種

分かりやすく言えば、尾の長いニワトリです

昭和49年には1060㎝という尾の長さがギネスブックに記録されました

 

多くの偉人も訪れているという看板が

当時は高々と掲げられていたのでしょうが

どうせなら、ちょっと自慢しちゃおう!ということで、こんな景色になっていると予想されます

 

センターに入ると、おばさまが長尾鶏について説明してくれます

まずは剥製からごらんください

長い尾になるのは雄だけみたいです

 

そして、天然記念物として大切に飼育されている飼育箱です

!!天然記念物だけに個室暮らしでございます

長尾鶏の飼育方法は基本的には一般の鳥と同じですが

長く伸びる尾を保護するために2,3歳になると個室を与えられます

 

天然記念物だから手厚く守られてるのね。。と思っていると

とても簡単に扉を開けて見せてくれましたw

 

どうですか!剥製ではありませんよ!

写真では分かりずらいですが、動いています!

ほらw

ということで、もう少し長尾鶏を観察しましょう

 

続く