七十年の時を経ても
真実は未だ存在する
風化なき真実を知り
尊さの真意を学ぼう
尊き真実がある限り
尊き真意は消滅せず
後世に伝えることが
あの日に誓った約束
尊き人命が有るから
君の命が此処にある
命とは尊きモノだと
改めて刻んで欲しい
『七十一年目の理解』
あの過去を乗り越えたこの地を
一歩二歩三歩と歩いて欲しいと
耐え抜いて生きた人々が呟いた
今より少しだけでも早くに来て
多くを感じて欲しかったのにと
生きられなかった人々が加えた
時を悔しさと優しさで数えた後に
七十一年目の理解が生まれていて
あの時からの長い時はやっと、今
希望に向かって歩き始めていった