大人になって広島を旅立った
四十手前で帰広し、改めて眺めた広島
目の前にはドキドキするような広島があった
広島の街が変わったのか？
それとも、俺の見る目が変わったのか？
ひとつだけ変わっていないのは
『ほうじゃね』という広島弁だけだった
広島出身のくせにあまり広島を知らないあもんが
古い記憶と新しい現実を見に歩き続けます
本日は吉島を歩きます
放浪日：２０１５年１月１８日
江波を１時間弱歩きましたが、なにやらしっくりこない感じ
と言うことで江波から橋を渡り、吉島という町を歩くことにしました
はい。歩くのが好きなんです
観光地では無い町を歩くのが好きなんです
吉島という地区もその名の通り、昔は島であって
江戸時代の干拓や昭和時代の埋め立てによって陸続きになった地区
そして戦時中にはここに飛行場があったという
江波が造船所で吉島が飛行場ということで
どれだけ日本軍は広島に期待していたのでしょうね
古来、藩や軍によって育てられた広島ですからしょうがないと言えばしょうがない
さて、この辺りも江波と同じで
広島人は何か用が無いと敢えて踏み込まない地であります
この辺りの情報も気薄ですが、楽しんで歩いてみましょう！
非行問題相談室
のっけから、重い建物が現れました
敢えて用が無いと行かない所です
その隣には広島少年鑑別所が
流れ的には適切であります
こんな所にあったとは
あもんはお世話になったことはありませんよ
この辺りもやはり住宅が多いみたいで
その多くは昭和中期に建てられたご様子です
戦後高度経済成長期の遺産とも言われております
何やら、楽しそうな看板が
と思いきや、、
この地では多くの人が恩恵を賜っておられるご様子
たこ焼きどんどんは閉店中
どんどん来すぎたのか、来なさ過ぎだったのかは不明です
店主こだわりの味がある店を発見
ガムテープで隠しているのは“がんこ”という文字ｗ
ガムテープで隠したから閉店中なのか
ガムテープで隠すのが遅かったから閉店中なのか
不明です
閉店中のたばこ屋さんも見つけました
ここに自販機があったということは明白です
その昔は贈物にもたばこがあったという事実
現代でも価格が上がっているから
贈物でも嬉しいという事実も有りますｗ
角にあるKa Do，ya
なかなかセンスのあるお店です
こちらは元気に営業中のご様子でした
またもや昭和建築物発見
昭和アパート
赤ちゃんの泣き声や家族の笑い声が聞こえてきそうです
現代より貧乏で不便だった昭和時代
でも現代より家族での笑いが多かったと思います
お金と便利は家族の笑いと引き換えに現代に蔓延してしまったと思われます
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おっと、これは、昭和が消滅する瞬間か！！
残された遺産を見る限り多くの笑いが蔓延していた空間と思われます
またひとつ、昭和遺産が無くなりつつあります
はい。ここは吉島南商店街だった所です
昭和を代表するアーケード商店街がここにありました
長らく全てのシャッターを閉めていた様子ですが
遂に解体が始まったご様子です
実を言いますと、今日の町歩き
この吉島南商店街をクライマックスにしようと思っていました
あもんリサーチによると解体寸前の昭和遺産がまだ残っているという情報だったのですが、
残念ながら一足遅かったご様子で、、、、
実に悔しい！ぶち、はがぇぇ！
切断された建物の前には新築住居が建設中でした
さてさて、落ち込んだ気を取り直してもう少し歩いてみましょう
子猫？
と思ったらネコよけ対策みたいです
水入りペットボトルが花壇の一部となっていますｗ
水入りペットボトルが効果無いと聞いたことがありますがｗ
ここまできたら、芸術とも言える作品ですよね
すなっく むーらん
何やら不思議なオーラを感じます
飲み屋街でもないのにこの出で立ち
営業されているかどうか不明です
そして、背中にオーラを感じたので振り向いたら
お好み焼 しょう
その目で見ればカフェーの様な違うような感じです
同じような建物は辺りにはありませんでしたので
これまた最後の昭和遺産かどうか？
まだ営業されておられるご様子だったのでこれ以上は近づきませんでした
こちらの昭和遺産は遠目からも分かりました
純喫茶 マロニエ
中を覗こうとしましたが、営業されていないご様子
住居として使用されているみたいだったのでジロジロは遠慮しときました
マロニエさん、カラーテレビ重像中ですかｗｗ
これは凄い！
当時は大人気の喫茶店だったと予想！
この喫茶店で東京オリンピックを見られたのでしょうか！！
ということで、広島市中心部よりほど近いこのエリア
ツッコミどころを探すのは苦労しましたが
のどかで、静かで、心地よい地区でありました
はい。ただいまｗ
『ほうじゃね！これが広島じゃけんの!』
そう言い続ければ
広島の未来はきっと明るいだろう