金輪島を歩く 1 | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

広島で生まれ広島で育ち
大人になって広島を旅立った
四十手前で帰広し、改めて眺めた広島
目の前にはドキドキするような広島があった
広島の街が変わったのか?
それとも、あもんの見る目が変わったのか?
ひとつだけ変わっていないのは
『ほうじゃね』という広島弁だけだった

広島出身のくせにあまり広島を知らないあもんが
古い記憶と新しい現実を見に歩き続けます
本日は金輪島を歩きます


放浪日:2014年7月6日

広島市に不思議な島がある
本土から最も近く、最も観光客が少ない島
そう言われている島がある
広島湾に浮かぶ島は日本の歴史に大きく関わっており
戦後は広島市の観光誘致に役立っているのがほとんどであるが
広島港沿岸に存在しながらも、観光客誘致が全くされていない大きな島が金輪島である

『金輪島ってどうやって行くの?そもそも、定期船って出てるの?』
と疑問に思っている広島人も多いはずだ

はい。金輪島への定期船は出ています
新しくなった広島港の横にある市営桟橋から定期船は出ています

あもんは広島港にバイクを止めて歩いて市営桟橋まで行ってみた










カープ電車とサンフレッチェ電車がこんにちわをしていましたw

市営桟橋は漁船や企業の船が停泊している桟橋です








人っ子ひとりいませんw
切符を買うところもなく、定期船の案内もない
?ホンマにここで合っているのか?と疑問に思いつつ、乗船場に行ってみました




えええ、これか!
はっきり言って、分かりづらいですw
知る人ぞ知る的な金輪島への定期船
その名もライナⅡです







初めはこっちかな?と思ったけど、定期船はライナⅡなのです
一時間半に一本は出ている定期船
料金は220円ですね
出航前に船長さんに直接手渡しシリーズですw











さて、漁船のようなライナⅡは出航しました
お客さんはあもんの他3名でありました
席はたくさん空いていましたが、あえて船の端にスタンバイ










海が近い!w
波しぶきがちょいちょいかかって、マリーンスポーツのようですw

広島プリンスホテルという高級ホテル前にも寄港します
この日は誰も乗船しませんでした




いつも瀬戸内の風景を見ている場所を逆見できます
船の旅の醍醐味ですね







隣には密かに女性がいましたw
思いふけって遠くを見つめているご様子
荷物もなにもないところから、島の住民の方だと思われます
あもんよりかなり年上の感じでした

さて、金輪島につきました

















観光客ウエルカム感0%ですw
金輪島は戦前から、軍の造船施設がありました
戦後それは民間に払い下げられ現在に至ります
金輪島では島の施設の大半が造船関連であるため
観光客が訪れることは滅多にありません
住民はいますが、観光で資源を作る様子は皆無です
逆に言えば、造船所が資源として成り立っているから、その必要はないのかもしれません

しかし、金輪島も広島市の島
原爆の歴史はこの島にも存在しています
隣の似島同様、被爆された方々がこの島にも運ばれてきました
まずは慰霊碑を訪れてご冥福を祈りましょう






なんとも立派なトンネルが島を通っています
綺麗な車道ですが、おもいっきり歩行者天国となっているご様子











先ほどの船で一緒になったお客さんを島の方が迎えに来て、家に向かっているご様子です
歩いている姿から結構な仲良しさんに見えますw
何やらドラマチックな光景に思わずシャッターを押しすぎていますw
中々、こういう光景は見ることはありませんから










トンネルを抜けて右折すると慰霊碑があります
早速ご冥福を祈りましょう






ディープなご冥福ポイントであります
来た道はこれですからw






茂みの奥に民家を発見しました
自然がいっぱいな島ですね






はい。観光のない島とはいえ、ゴミはきちんと捨てましょう
確かに投げ捨てとかないような綺麗な島でした




投げ捨てれない大きなゴミはそのままにしておりますw
しっかり物置として再利用をしていますね
タイヤの自然パンクの具合からかなりの年数が経っていると予想されます






何十年も駐車されているご様子w
3台もバイクを持ってるとか、ご裕福な方なのでしょう

パッソルとか、旧車マニアにはよだれが出るぐらい貴重ですよー






こちらは道路の真ん中にw
警察に通報しなければ、路駐の取締に来てくれませんよw
しっかり物置として使われているご様子
でも、自然風化ってすごいですね
鉄が粉になってるって、自然の力はすごいわw

海に出てみました
遠くに広島プリンスホテルが望めます











まるで、プライベートビーチのようなこの砂浜
夏に海水浴に来てみようかな?
誰もいないので久々に自撮りしてみましょう!








見渡してみると、何やら芸術的なモノがある
整然と並べられた柱のようなもの
まさか、何か建物の跡とか?遺跡か?











隣のビーチでは船が停泊し、プライベートビーチ化してました
ふむ、間違いない、何か建物がありましたね

















にしても、自然風化の力は凄い、驚異をも感じます
タイルを貼っているということは少し高級な建物だと予想できます


ということで、長くなるので続きます