鳥肌立つきゅうり | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

この記事は2010年6月にブログアップした記事です。

主婦のみなさま必見です!

なぜなら

これを読むとあなたは

自分の料理に自信が持てるからですwww





そう、あれは去年の夏の出来事であった
今思い出しても鳥肌が立つような料理が出来上がったのである

あもんは実家に帰省していた
宿に帰る時間になり『そろそろ~宿に帰るわ~』と言ったあもんに
あもんは母は言った
『え!もう帰るん?ちょっと待ちんちゃい』
『お父さんがようけきゅうり持って帰ったけん、もって帰りんちゃい』
冷蔵庫の中から数本のきゅうりを取り出し
あもん母は料理を始めた
10分後料理ができた



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『きゅうりばっかりじゃん!』あもんは言った
『うん!いっぱいあるけん、いろいろ作ったんよ♪』




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あもんは驚いた
いつもは副食的な存在であるきゅうりの漬物も
こうして並べてひとつずつ摘んでみると
どれもが個性を出しつつきゅうりを演出している
暑い夏の日などはこれらをつまみに芋焼酎水割りを飲むのが至福の時である


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あもんは言った


『母さん!あもんもきゅうりの漬物作るけん、レシピ書いてや!』
『え~きゅうりの漬物って意外と難しいけん、買ったほうがいいんじゃない?』
『いや!あもんは作るんじゃ!!』


意地っ張りあもんであった

宿に帰りレシピを見ながらきゅうりの漬物を料理し始めた
レシピにはこう書かれていた

~きゅうりの焼酎漬け~
きゅうり→1kg(作りやすい量)
砂糖→100g
塩→30g
ホワイトリカー(アルコール度数36度未満の果実酒用の焼酎)→大さじ4
粉からし→大さじ1

①水洗いしたきゅうりを5cm位に乱切りにする
②ジッパー付き食品保存袋に①を入れ上から砂糖、塩、ホワイトリカーを入れ、袋を揉むように混ぜ合わせ冷蔵庫に入れておく
③1時間ぐらいで水が上がってくるのでしっかり混ぜ、粉からしを加え冷蔵庫に入れておく
④翌日には味が馴染むが2日目ぐらいが食べごろ
※袋の口を閉じる時は中の空気を抜いて密封状態にします


『砂糖は…100g?計るものがないわ…まっ!これくらいじゃろ~』
『塩は…味を締める役割があるけん…しっかりいれんにゃいけん!』
『料理酒?そんなもんないわ~』
『おおそうじゃ!あの泡盛があったわ!料理酒なんて安いもんは使わんで~』
『高級料亭のつけものをめざすけんの~』
『おっと忘れるところじゃった!あもんの個性をださんといけん!!』
『夏と言えば沖縄じゃけん!島とうがらしでも入れようかの~』
『二晩寝かせる?ダメじゃダメじゃ!二晩ぐらいじゃ味は浸み込まんで!』





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あもんは高級料亭のきゅうりの漬物を冷蔵庫の中で一週間寝かせた

出来上がったきゅうりの漬物をサッと水洗いをし
焼酎の水割りを作りウキウキしながら食べてみた





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『うっぉ!なんじゃこりゃぁぁぁぁあああ~』

突然吐き気をもよおし
見る見るうちに鳥肌が立っていった
思わず生ごみを入れている袋をあけペッと吐く
もういちど匂いを嗅いでみると
生ごみ袋よりきつい悪臭が漂っていた



あもんの料理は7割の確立で
美味しくはない
これだけは写真では伝えられないから
ある意味ラッキーなのであるが
あもんは失敗した料理も食べる
失敗を食し反省をし次ぎに繋げるために食べる
失敗をしてこそ成功ができるものだからだ


しかし、あの夏の日は
あのきゅうりの漬物だけは食えなかった
勇気を出して2口目に挑戦してみたのだけれど
あのきゅうりの漬物だけは決して料理ではなかった
あの夏の日、きゅうりは冷蔵庫の中で
完璧なるきゅうりの腐物になっていたのだろう



あれからというもの
あもんはきゅうりの漬物を料理していない
だが、今年の夏にはリベンジをしたいと思っている


みなさんにお教えする



~料理の鉄則~

1.レシピの分量は分量どおりにしないといけない
2.目分量は分量が判る者しかしてはいけない
3.料理をなめてかかってはいけない