あもんです
あもんは今、ここにいます
この度、めでたく大阪転勤となりましたｗｗ
広島出身で広島支店在住でありながら
広島に居ることが少ないというあもんの人生
２１世紀は大阪で迎え
それから山口→広島県山間部→島根と続いて今
大阪にカムバックです！！
どうやら会社も分かっているみたいです
あもんが旅好きであるという事を！！
広島在住時代に無理矢理仕事を押しこめ
『明日から沖縄に旅をしてきます！多分、携帯は繋がらない島だと思います』
という弾丸ツアーを強行し続けた努力が報われました
あもんは今、大阪にいます
大阪と言えば京都、神戸に続く三都物語
会社はあもんにこの三都を制覇せよと言っているみたいです
古都奈良を加えると
日帰り圏内で４方を都で囲まれているという贅沢な立地条件です
あもんの休日がますます充実されると思われます
約８年前に大阪にいたあもんはたくさんのことを学びました
エスカレーターは歩いて登るということや
地下街で迷ったら地上に上がれということや
通勤ラッシュ時の満員電車は体が痛いということや
地下鉄に乗ったのに何故か地上を走っているということや
三重名物の赤福は新大阪名物に進化しているということや
昼間に立って飲むお酒が美味しいということや
伝説の飴ちゃんをなめるヒョウ柄おばちゃんが実存するということや
阪神タイガースが勝った翌日はみなさんの機嫌がいいということ 等など
多くの島国の宝物を見つけた８年前でした
あもんは今、大阪にいます
大阪と言えば
海外でも通用すると言われている大阪弁
広島出身であるあもんは当時対抗意識を燃やし
広島弁浸透計画を企てましたが
ミイラ取りがミイラになってしまい
いつの間にか大阪弁に洗脳されているという現実でありました
広島弁が身に染みているあもんは
広島弁と大阪弁のチャンポンと言うワケわからん弁を話していました
大阪弁であもんが一番好きな言葉は
“ありがとうな”という言葉
ありがとうなの“とう”の語尾が上がります
ひとりアウェイな広島人は心が温まった記憶があります
以前の約２年の大阪旅の中でほとんどの大阪弁を覚えたあもんには
ひとつだけ習得できなかった大阪弁があります
『なんでやねん！』
あのボケをつっこむという大阪の奥儀であります
ボケを生かすのも突っこみの腕にかかっているという笑いの基本は
大阪に根付いている大衆文化であり
笑いが起きてからでは遅いし早すぎてもボケが不透明化してしまうという難しさ
極めてスマートにボケを殺さないイントネーションで発しなければいけないという難しさ
大阪人が日常会話の中でごくごく自然に交わされている約束であります
当時仲良くなった職人さんで常にボケている人がおりました
その職人さんはボケた後にあもんに言いました
『おもろうない？おもろうない？』
どうやら、大阪では面白くても笑うだけではいけないみたいです！
突っ込みがないと笑いが成立しないみたいです！
８年前のある日曜日の大阪駅での出来事でした
さすが都市大阪で通勤ラッシュでもないのに多くの人々
大阪環状線の電車に乗ろうとしたその時でした
ひとりのおじさんが降りてきました
やせ型でメガネをかけており頭は若干バーコード
典型的な日本武士でありました
そのおじさんが電車から降りてきた瞬間
あもんは動きが止まってしまいました
その典型的日本武士は
女装をしていたのです！
ピンクが基調のフリフリワンピースに
白いタイツを履いていおられるのです
手にはブランドものの紙バック
典型的日本武士は堂々と大阪駅を闊歩していきました
『この人、男じゃないの？』ではありません
間違い無く男なのです！
間違い無く典型的日本武士なのです！
間違い無く女装しているのです！
典型的日本武士を見送ったあもんは悔やみました
『なんでやねん！』が言えなかったことを
あの日本武士は突っ込みを待っていたのかもしれません
究極の笑いを求めていたのかもしれません
大阪の笑いは奥が深いということを学んだ日でありました
とりあえず、練習です
ちゃーさんに 『なんでやねん』
めだか師匠に 『なんでやねん』
大阪の偉人に 『なんでやねん』
あもんは今、大阪にいます
東京のみなさん
ちょっぴり近づくことができました
名古屋のみなさん
ご近所さんになりました
九州、沖縄、北海道のみなさん
交通網強化により近づくことができました
そして、大阪、神戸、京都のみなさん
セルフタイマーで自分撮りを決行している
旅人をみかけたら
それはあもんです
コンパクトカメラに向かって詩を詠んでいる
詩人を見かけたら
それはあもんです
どこからかへなちょこハーモニカ吹いている
表現者を見かけたら
それはあもんです
大阪、神戸、京都のみなさん
どうかよろしくお願いいたします！