リボンヌ その① | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

※2009年5月記

今から15年前の記事か~

ん~実になつかしいw

 

 

あもんとyouがブログで遊んでいるころ
あもんに負けないくらいyouと遊んでいる女の子がいた
彼女の名前は リボンヌ と言う
アコギを愛する大阪の高校生だった
youの記事にコメを残しそれに返事をするyou
二人の会話を面白おかしく覗いていた
てっきりふたりは知り合いだと思っていたけど
よく観察すると、会ったことの無いネット友みたいだった
東京に住むyouと大阪に住むリボンヌ
ふたりは『いつか会いたいね~』といつも言っていた



そんな二人の間柄に侵入することになったあもん
そんな不謹慎なあもんを二人は快く受け入れてくれた
あもんんは次第にリボンヌのブログにもコメを残すようになった




関西魂を受け継いでいるリボンヌのことばには
ボケ突っ込みが自然に要所要所で組み込まれ
読む側が気持ちよくスクロールできる
“ヒョウ柄のシャツが似合う大阪のおばちゃん”になることを恐れ
食いしんぼう万歳を満喫し
睡魔君と仲のよい
いまどきの女子高校生だった
生徒会をしていたリボンヌは
みんなから頭を“ポンポン”とされる愛嬌があり
学校行事では先頭を走り、ぶっ倒れるという真っすぐさがあった
彼女は完全なる『完全燃焼』タイプだった



彼女は記事の最後に必ず“バイ茶!”と挨拶していた


ある時、リボンヌは最後の挨拶にこう綴った




『バイ茶ランポランな脳みそとお別れがしたい 今日この頃‥』




さすが関西人!
絶叫したあもんは次なるコメの最後にこうあいさつした




『バイ茶ウチャウ ちゃうんちゃうん?はい? 雰囲気でうなずく関西弁』




リボンヌはコメ返しで最後にあもんに挨拶をした




『ばぃ茶ぅちゃうちゃぅ!関西弁は魂や!?(-谷-;)?笑』


‥‥‥面白い‥‥‥




それから、あもんはコメをする度にリボンヌに挨拶をした




あもん
『バイ茶んとしなさい!と怒られていた少年の頃』






リボンヌ
『バイ茶んとしろって言う そっちがちゃんとしろと思った反抗期』






あもん
『バイ茶んをつけて呼んでいたのに突然よびすてにされた乙女の動揺』





リボンヌ
『バイ茶んをつけて呼ばれていたのに突然よびすてで呼ぶ声に乙女のハート・・ え?このトキメキは何・・??ドキッ』






あもん
『バイ茶く陸しないあもん飛行機 飛行機雲でことのは綴る』






リボンヌ
『バイ茶く陸しないあもん飛行機を眺めるリボンヌ 上ばかり見てたから首がつった いてっ』








‥‥‥面白すぎる‥‥‥





そんな言葉遊びの中

あもんはいくつかのキャラを創造しリボンヌにコメをした

妖精あもんヌ、一言入魂のあもん侍、あなたの睡魔君、

そんな中、睡魔君が誕生したきっかけとなった詩がこれである

寝ることが大好きだったリボンヌに捧げた詩




『睡魔から君へ』

達成感マニアになった君は
あしたの夢 確かめようと
いま 瞳を閉じた

満腹マニアになった君は
プクプク虫を 旅立たせるために
いま 眠りについた

幸せマニアになった君は
今日の甘さ 噛みしめようと
いま 寝顔で笑む

ネゾウが悪くても いい
イビキをかいても いい

戦士よ いつも 安らかに
戦士よ いつも いとおしく

さぁ 眠れ
僕のそばで

あしたが僕からのプレゼントだ




顔も声も知らない人と人

想いを共感し 認め合い 成長していく

ぬくもりの無いと言われるネットの世界で

何故、こんなにも温かいのであろう

それが

『ことばの力』なんだ!

文字と文字との出逢いはたまらなく温かい

何故、人は文字を綴る

それは自分を伝えたいから

何故、人は文字を読む

それはあなたを感じたいから

そして二人は笑顔となる