神様は何故 男と女を創ったのだろう
アダムとイブは何故 恋をしたのだろう
男と女がいる限り終わらないラブストーリー
喜怒哀楽はラブストーリーに欠かせないスパイス
みんなスパイスもっているもん
みんなイズムもっているもん
みんなハッピーほしいもん
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あもんが独断と偏見で語るこの女性論
決して参考にしないでください
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主張します!「女性の魔球」
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かつて朝の娘たちが愛機械を唄っていたころ
幼い矢口さんが全国の男性諸君に放っていた魔球
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『セクシービーーーム』
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みんながみんなで泡遊びを覚え
諭吉の存在価値が本当の紙になっていた時代に
見えないメガネをかけていた男性諸君は
ボディコンということばを何回綴っていたのだろう
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全てが夢だったんだとようやく気付いたころ
10円玉の旅ガラスがようやく旅を終えた
そして見えないメガネは捨てたんだ
そして本当の魔球を知ったんだ
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「女性の魔球」
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それは
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「しぐさ」
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この魔球は魔球である故に
たとえドラフト一位指名で入団した女性が投げられるものではない
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そしてそれは
「超マジ ウケるんだけど」がこだましている最前線部隊の戦場では見られないし
「シャチョさん イラシャイませ」がこだましている多国籍軍の戦場でも見られない
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ごく稀に
マシンガンのような神出鬼没な攻撃にも
硬い盾は使用せず
寄せては返すさざ波のような頷きを自然にこなす
和服美人な女将が持っているものである
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この魔球を打ち返す力は男どもには無い
見とれてしまって見送り三振か
素振りの練習の成果による空振り三振か
くやしいので自らぶつかり遠い一塁に行かされるのが
男の精一杯の攻撃である
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もちろんこの魔球には男のこだわりがあり
個々の美意識の違いにより
全ての男にひとつの魔球がかかるというものではない
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しかしその魔球は不意に襲ってくる
その魔球に出会ったとき
男は自分を失いそして引き込まれ
人生にコマ送り機能があればいいと
この時ほど思った事はない
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そんなあもんがノックアウトされる魔球は
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教えることはできない
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それは
女性が意識した動きは「しぐさ」とは言わず
無意識に癖のようにしてしまう動きというのが「しぐさ」であるから
どんな男だって
「マイベスト しぐさ」というものはノートに書きつづっており
それは決して他言することのない
自分のこだわりの辞書であるからである
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そしてその「しぐさ」には
個性というカテゴリーの中にあるもので
女性個人を印象つけるオーラのようなものだからである
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魔球は思わぬところで現れる
2009年1月記 あもん御年34歳