誰もが一度は訪れてみたい日本の南の果て
八重山諸島
たくさんの思いを寄せて
やっとここまでたどり着いた
八重山諸島の旅ではまず
八重山諸島の中心と言われる石垣島にたどり着く
石垣島は那覇から430km離れたところにあり
八重山諸島の政治経済文化の中心になっている島だ
八重山諸島の約88%の人口が住んでいる
よってこの島は都会であり中心部では離島気分は味わえない
しかし規模が小さいためリトルアジア的な風景に趣を感じる
初離島の旅の方はこの島で数日滞在して旅立ったほうがいいかもしれない
3月に日本一早い海開きが行われるのもこの島だ
この島では原付バイクで旅をすることにした
意外と大きいこの島は中心部を少し離れると
沖縄らしい色の自然が多く風に吹かれている
文句のつけようがない青い海と
ヤエヤマヤシ、ヤエヤマヒルギなど八重山独特感が漂っている
沖縄本島とはまたちょっと違う感触を持つ石垣島は
旅人も移住者も多い
八重山の波長にはまる人が多いのは
「ちょっとだけ不便である」という理由なのかもしれない
人間って贅沢だ
この島で僕がウォーと叫んだところはたくさんあったが
なかでも一番叫び声が大きかったのは川平(かびら)湾だ
いままでいくつも綺麗な湾を見てきた僕でも
「ここに あったのか」とつぶやいた
もう22年も前に出会った感動は
今でも僕のココロフィルムに録画されている
色が七色に変る海と言われ
黒真珠の養殖地ともなっている湾であるが
そんな情報は僕にはいらなかった
ただ単に惚れた湾だった
惚れてしまったら時「じ~」と見つめるのが僕のクセで
見つめていると空想劇が始まるのも僕のクセで
空想劇を詩に綴るのも僕のクセだ
そのクセは僕の恋心と似ている
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『島国からの贈物』
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『カビラニテ』
2004年5月4日 沖縄県石垣島にて
これだ!という湾に出会い
何色あるのだと叫びたくなるぐらい多彩な海は
全てを優しく厳しく包んでくれる母に見え
たまには動けよ!と突っ込みたくなる存在感のある山は
何も言わず全てを見とどけてくれる父に見え
少しは落ち着けよと叱りたくなる騒々しい木々は
空へより高く伸びて行こうとする息子に見えた
頼りなく小さな父であってもそれを支える母がいて
でかすぎるぐらいの父であっても少し控えめな母がいる
息子は兄弟と競い合い 我よ我よと成長し
やがて花を咲かせ 次なる大地へ飛び立っていく
そして家族はいつもある















