日本を学ぶには古都へ行け
僕が学生時代に入学した島国大学宝物学科の教授が言っていた
東大寺、日光東照宮、金閣寺、厳島神社
どれも教科書に載っている日本の宝物だ
この教授の助言は世界も通ずるものがあるらしく
古都には外国人も多い
看板の前でピースサインを出している団体観光客のそばで
建物の歴史を説明する話しに熱心にうなずく外国人
アイスクリームを食べながら露店通りを歩く修学旅行生のそばで
たいやきの形に感心しつつ食べる外国人
よく見る光景だ
かつて「黄金の国」と呼ばれた日本で
栄華があった都に時が流れ
時代とともに移り変わっていく 都
その当時を知らない僕たち現代人も日本に初めてくる外国人と同じはず
うなずく箇所はいくらでもあるのだ
古都に訪れたとき僕が必ずすること
時代をすごしてきた建物にそっと手を触れる
そしてあのころを想像する
ここを創った人を尊敬する
時代を肌で感じようとする
懐古のにおいを嗅ごうとする
そして日本の古都を味わったあとには
こんなことばがデザートになった
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『島国からの贈物』
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「古都にあるもの」
2000年 11月12日
ふるさと こんな言葉が頭に浮かぶ
別にそこで生まれた訳ではなく
それを造った偉人に恩恵を受けている訳でもないが
なぜか懐かしさを感じる
新都に見られる黒・灰・シルバー
古都に見られる緑・茶・赤
この色彩の対比が目を踊らせてくれている
新では決して売られていない日本の土産ども
木刀・ハチマキ・なんちゃってTシャツ・いやはや大道芸人までも
ここは日本で在り日本で無いのだ
偉人の大きさに感動し
自分の小ささを嘆き合う人々たちはこう気づく
『これを造った偉人たちも私たちと同じ人間なのだよ』と
人は皆 自分の存在を確かめたくなった時
自然と古都への道というタイムマシーンに乗っているのである
懐・在・偉・嘆
此処ニ有リ



