1995年夏の北海道はバイクで旅をした
広い北海道で毎日バイクに乗り多くの出会いを体験
バイクでたどり着いて山を眺めると
あの頂上からは何が見えるのだろう…
だれもが沸いてくる欲望だ
険しい道のりの先には素晴らしい宝物がある
旅で覚えた教訓だ
さて、ラウスには羅臼岳という有名な山がある
『羅臼岳はいいよ~』ある旅人が言っていた
登山を全くしたことのない僕はその人と一緒に羅臼岳に登ることに
もちろん登山道具は一切無し
ライダーシューズとジャージ姿で初登山に挑戦!
登山の歩き方、休憩の取り方、熊との遭遇の対処方法などいろいろ教えてもらいながら登山
正直道中の記憶は『きつい!』しかなかった
標高1660mを3時間かけて登山
頂上では思わずガッツポーズ。
そしてひとこと『きもちいい~』
このひとことが言いたいがために人は登山をする
頂上では硫黄山、ラウス湖、知床五湖、国後島を遠望
そういえば国後島って…
『そうかあの島は外国なのか~』
北方領土問題
みなさんはどのぐらい考えていますか?
最近は話題にもならなくなったこの問題
道東沿岸を走っているとよく看板を見かけます
そういえば高校時代の先輩にクォーター(1/4)の人がおられました
かれはこのことについて多くは語らなかったけど
年に1回ふるさとに帰れるんだと言っていました
解決していない国際問題
解決しないといけないのか、もうこのままでいいのか
正直僕にはわかりません
そんな思いから綴った詩『日本国の境』をどうぞ
旅は学校では教えてくれないものを考えさせてくれる学び舎だ
☆
☆
☆
☆
☆
『島国からの贈物』
☆
☆
☆
☆
☆
『日本国の境』
1995年8月26日 北海道羅臼町にて
初登山で羅臼岳に挑んだのは
この先にある国境を確かめたくなったから
頂きに辿り着いたとき
日本の境はその先に在るものだと
信じていた僕は
必死に目を凝らしてみたけれど
その先に線は引いていなかった
うっすら見える国後とここ日本は
何が違う?
何故違う?
いつから違う?
誰かに見える日本国の境を
消しゴムで消せる人はだれなのだろう
いつなのだろう
羅臼岳を下山した僕は
辞書にある国境という言葉を
消しゴムで消した





