
遠い所からマルシェにご来店下さる「咲子さん」仮名。
5年前くらいだったでしょうか?Facebookからお見え下さいました。
幼い連れ子さんの居たご主人様と結婚され、お子様を大切に慈しみ育てられ、子供さんは無事独立をされました。
心優しい、美しい女性です。
彼女はある流派の茶道を長年されています。
2年前、最愛の師範が亡くなられました。
子供の居なかった師範から「後は頼む…」と遺言を残されたのです。
彼女は、元師範の多くのお弟子さんの今後の成長、この流派を守り続けていけるのか?と思い悩みそのプレッシャーに押しつぶされそうになりました。その頃に阿朱庵に来て下さった。
「咲子さん、貴女の左上にとても上品な、薄紫の着物をお召しになった60歳くらいの正座した女性が、師範になって茶道を伝承して欲しいと仰っています。お師範は90歳で亡くなられたのですよね?左に座っている女性は到底90歳にはお見受けしないのですが、どなたでしょうね?」
咲子さんの目から涙あふれた。
「お師匠様です。実は私の家に飾っている師匠の遺影は、師匠が一番お気に入りだった若い頃の紫の着物を着て、座っている写真なんです。師匠に間違いありません😭」
「師匠は、咲子さんに後を継いで欲しいんだと思います」
「畏れ多い事です💦でも師匠が望んでおられるなら…
ただ、あんじゅさん…。多くのお弟子を守り、継続していくには、お道具など諸々で、100万円から200万円くらいの資金がいります💦今、なかなかそんな大金を直ぐには用意出来ないのですが、でも頑張って働いて、師匠の意を受け取り守って行きたいです」と仰っり帰られました。
暫くして彼女からLINEが来た。
「あんじゅさん、奇跡が起きました😳✨」
なんと、お子様が居なかった師範の遺品は、お茶道具全てがご親戚に渡っていたのですが、そのご親戚から連絡があり「叔母が大切にしていた茶道の道具を処分するには忍びなく、宜しければ
咲子さんに全てをお譲りしたい」と仰ったのです。
「あんじゅさん、私、師匠の道具を頂いて宜しいでしょうか?」
勿論です。お師匠様が咲子さんにと奇跡を起こされたのです。
全部、受け取り師匠の愛した茶道を伝承してください。
先日、咲子さんは「事が無事に運びますように」と、赤天眼の破魔童を購入して下さった。その後間もなく、無事師範となられ、多くのお弟子さんに囲まれた茶会が成功したとご連絡がありました。
追伸に「孫が私がロボットになったバーバロボと言う絵を描いてプレゼントしてくれたのですが、私の手に持っているスマホに、
赤天眼の破魔童がちゃんと描いてありました。私がいつも大切にしている事を知っていたのだと思います」
咲子さん💕ほんとだ〜とても上手く描けていますね。
血の繋がりが無くても、深い愛情で慈しんで育てた子供さん。そして孫さん…。今、全てが咲子さんの福運として返って来てますね。貴女が子供や孫に注いだ愛情と慈悲が、師匠が弟子(咲子さん)を思う愛情と慈悲に変わって奇跡が起きた。
どうぞお師匠様の残された形見のお道具で立派に茶道を伝承してください。
この度は素晴らしいお話と、可愛い破魔童の絵をありがとうございます🥰