3年前に、離婚の相談でお見えになった「由香さん」(仮名)から、先日お電話がありました。
当時は自分の両親ばかりが大切で妻や子を蔑ろにするご主人と離婚をしたいと言うお話でした。
お子様が二人、小学生だったと記憶しています。
ご相談後間もなく、由香さんからご連絡がありました。
「あんじゅさん、その節はありがとうございました。人生で初めてカウンセラーと言う人に相談をしました。たった1時間だったのに、自分のやるべき事と進む道が見えたような気がします。
あんじゅさんが大丈夫と言ってくださったら、なぜか心の底から安心を得る事ができました。
あんじゅさんはとても不思議なパワーの人です。
離婚して、子供と3人で故郷に帰ります」
このラインが来てから3年✨先日、懐かしいお声が聞けました。
彼女はあれから離婚をして故郷に帰り、懸命に今二人の子供さんを育てて幸せでした。
私はとても安心した。
彼女は、故郷に帰ってから暫くはパート勤めをされていたようですが、子供さんの進学に合わせて、正社員になろうと最近就活を始めました。
数日後「臨床心理士の秘書」の仕事があると職安から言われて、面接を受けました。彼女の中で「臨床心理士(カウンセラー)はあんじゅさんみたいな人」と言うイメージが強く有ったと教えて下さいました。ですから、臨床心理士の秘書業務をとても楽しみに面接を受けられたようです。
ところが、その臨床心理士さんは30代後半くらいで、見るからに意地悪そう。更にとても傲慢な態度で、面接の時から一抹の不安がよぎりました。
ところが「あなた、私に選ばれて幸せね。私は見る目があるのよ。明日から来なさい」と即採用になったのです。
その臨床心理士さんは、そこの病院の理事長でもありました。
その病院は以前、彼女の叔父様が経営していたのですが、体調を壊され、子供の無い元理事長は姪に病院を譲って亡くなりました。
彼女が理事長になってからは、50人居た看護師さん達が次々と退職。元々は24時間稼働で入院設備も整った病院でしたが、看護師さんが来ない為、入院施設は閉鎖、夜間は終了、日勤のみとなっていたのです。
由香さんは、日に日にこの病院の有り様を目の当たりにするようになりました。
なにより書類の整理をしていて見つけた退職願いの用紙の莫大な量には唖然となった。
その臨床心理士は看護師や事務員さんに暴言を吐かない日は無く、その日の機嫌で言う事が全くちがうので、皆は地雷を踏まないように気を張る毎日と言うありさま。更には部下の失敗は絶対に許さず、その失敗に対して長期に渡り嫌味を言い続ける。自分の失敗を決して認めようとせず、失敗の責任を部下に擦りつける。その横暴ぶりに意見をしようものなら即解雇。社内でいじめのターゲットを決めてはとことんいじめ抜く。常に攻撃する相手を作りとことんいじめる。
そして由香さんが1番異様さを感じたのは、
社員を集めて毎月理事長(臨床心理士カウンセラー)が「講演会」をする事でした。
「私は世界を変える。日本を変える。風に乗る。
私は神なのよ〜〜」
と社員の前で叫んで、講演会は終了。
由香さんは、この就職は間違えたかな?と思ったようでした。
働き始めてから間もなく、由香さんはその働き振りと器量から病院の人気者になって行きました。
職員もいつも暴言で罵る理事長よりも、由香さんに声を掛ける様になり、男性の患者さんからは白雪姫と言われるまでに慕われてきました。
ところが突然理事長から「由香さん、あんたもう現場に出なくて良いわ。これからは理事長室の掃除して」と指示をされたのです。
彼女はキョトンとなりましたが、その理由だけは聞きたいと理事長に尋ねました。
すると「あなた、顔がね、化粧品の匂いが不快だと苦情が出たのよ。だからもう掃除だけしてたらよいから」
でも彼女は、香水も嫌い、更に無香料の化粧品しか使っていません。
私が「由香ちゃんが人気者になって来たから、嫉妬だね」と言うと
「あんじゅさんがそう仰って下さると自分の考えは間違って居なかったと安心しました。女の汚い嫉妬で私は秘書を下され、各部屋の掃除を命じられたと思いました(笑)でも、私はそれもまた仕事ですからなんら変わらず勤めています」
彼女らしいと思いました。
暫くして、身に覚えのない理事長室の破損を「あなたがやったくせに、なんで謝罪しないの?」と理事長に呼び出されて叱責されました。
由香さんが「私は身に覚えがありません」と言うと「あなたしかこの部屋に入らないじゃない。他に誰がやったのよ?この嘘つきが。謝れ、早く謝れ。謝らないと解雇。母子家庭なのに首になったら、あなた子供養えるの?どうなの?」
由香さんの中で何かが切れた音がした。
「私ではありません。解雇なら解雇で結構です。
あなたにご心配を頂かなくても、私は暮らせますので。でもはっきり言わせて頂きますが、私しか入らない部屋ではありませんよ。あなたのお部屋だから、あなたも入るでしょ?」
「私がやったと言うの?証拠を出しなさいよ」
「その言葉、そのままお返しいたします」
由香さんは、凛とその場を去りました。暫くして部長が退職用紙を持って来たので、彼女はサラッと書いて渡しました。すると理事長からまた呼び出されて「あなた、可愛くないわね。謝ったら置いてやると言ってんのよー」
「いえ、結構です。お世話になりました」
彼女はそのままそこを去りました。
彼女は電話で「カウンセラーは皆、あんじゅさんのような人柄の方達の集まりと思っていましたので、晴天の霹靂でした😅でも、改めてあんじゅさんは『菊川の母』だったと実感しました」
彼女は、既に新しいお仕事を見つけて再スタートをしています。
由香ちゃん✨貴方は生きていけます✨いつも応援しています。
この理事長さん(笑)笑いますね。
カウンセラーだけでなく、全ての職業に於いて、大切なのは「人間力」ですので、この方はどの職に就いてもゴミ化してしまいます。
そして1番就いてはいけない職業を選ばれてしまったかも知れませんね。
ただカウンセラーも人間ですから誤りもあるし、失敗もします。ただそれを素直に認めて謝罪して、経験値をあげる為の糧にできれば良いですが、なんでも悪い事は、人のせい、良い事は自分が凄いと言う考えは、カウンセラー以前に人間としてどうか?ですね。
そして、毎日夜叉のように癇癪を起こして金切声で叫ぶような自己コントロールが出来ない段階でカウンセラーは無理です(笑)
医療機関で通用する国家資格をお持ちのようですが、とんだ宝の持ち腐れです。
私の思いでしかありませんが、カウンセラーは、
資格の有る無しはあまり関係ありません。
どちらを自分が選ぶか?だけです。
「医療分野で通用するか」「しなくてもよいか」の選択だけです。
そして医療分野で通用してもしなくても、する事は同じで目の前の人をどう導けるかだけなのです。
ですからカウンセラーを何年やってきたとか、資格がどれだけ有るとかではなく、今日のお客様(患者様)に懸命に向き合い、どれだけ生きる力を与えて導けたか?です。寄って、カウンセラーは、その日、その日が勝負で「自己満足」に浸っている暇などない職業なんです。
この理事長さん「日本を変える、世界を変えたいー」と仰っていますがまず自分を変えないと、カウンセラーどころか、人間として通用しないですね✨
同業者ですが目が天になりました。
そして、どれだけ金持ちでも優秀でも有資格者でも、人は人でしかありませんから、絶対に「神」を名乗ったり、神様の生まれ変わりとかを口に出すと、信用に値しなくなります。
由香ちゃんのこの話は肝に銘じて私も「人の振り見て、我が振り直せ」と改めて思いました。
