家内の整えを行うと、歴然に変化が起きます。
今日はそのお話しです。
この阿念珠の持ち主は「茂樹さん」仮名。
茂樹さんには、4人の子供さんが居るのですが、今はお一人暮らしです。
10年前、新築一戸建てを購入し、家族でそこに移り住んだのですが、僅かで一家離散となりました。
原因は一つや二つではないと思いますが、それを境に彼の身の上に次々に不幸が押し寄せて来たのです。
引っ越しをしてから、僅かで次女さんとの対立が起き、最後の大喧嘩の後、次女さんは家を出てしまい、そのまま10年家に帰る事もなく、お父さんとは音信不通となりました。
やがて茂樹さんの変貌ぶりが激しく、次々に家族が出て行ってしまったのです。
最初に阿朱庵にお見えになり、ご相談されたのは、彼の子供達でした。「あんじゅさん、お父さんの家、おかしくないですか?」
私は気になり茂樹さんが、一人住む家の様子を確認しに行きました。
すると3階の窓から、あまりにも大きな目の女性が私を見下ろしているではありませんか。
私は「確実になにか忌み嫌う者が入り込んでいる」と思い、子供達にご連絡をして3階になにがあるか?をお尋ねしました。
すると驚く事に、1000体はあろうか?と言うフィギュアで3階が埋め尽くされているとの事でした。
このお話をすると阿朱さんのブログを欠かさずご閲覧くださっている人は、お分かりか?と思いますが、以前にお話ししました「危険な仮名ライダー」のご家族です。
子供達は私に依頼を頼んでくださるのですが、
家主の茂樹さんからのご依頼がなければ、私は一歩もお家には入れません。茂樹さんがご依頼を下さる事を待たなければなりませんでした。
子供達も、別れた奥さんも茂樹さんを救いたいと、必死だったと思います。ただ次女さんだけは、決してお父さんを許すとは言わなかった。
幼い時から茂樹さんは、次女さんに思い入れが強かったのだと思いますが、スポーツが達者だった次女さんには、その夢を叶えさせようと非常に厳しくして来られたようです。
それがエスカレートして、次女さんに激しいDVを加えてしまった。歪んだ愛情が、次女さんの心と体を蝕み、父と娘の間に深い溝が入ってしまったのです。
その後も家族中で災難に見舞われてしまう。どうしたものか?と長女さんがせきを切り茂樹さんに「お父さん、あんじゅさんに来て貰おう。このままでは、家族を更に災いが襲う」と言うと、不思議に「お父さんが阿朱さんに会いにいくよ」と、初めて阿朱庵にお見えになりました。
お座りになった途端ハラハラたいへんな状態です。何本も手が彼の体にしがみついています。
私は訳の判らない不気味な者を祓い叩き出してやりました。
色々見えました。茂樹さんのご実家の仏壇もかなり悪い状態です。でもやはり茂樹さんのお住まいの3階になにかある事がわかりましたので、
早速家に伺ったのです。
上がった途端、3階は聞きしに勝る状態で10畳はあるかと言うお部屋にびっしりとフィギュアが折り重なるようにありました。既にあちらこちらから声が聞こえくる。その中でも親玉と言える不成仏霊が入っていると思しきフィギュアを見つけ出し下ろしたのです。
茂樹さんの後を付いて私が二階に降りると、居るはずの無い次女さんが廊下を歩き、向こうのお部屋に入る姿が見えました。「え?なに?次女ちゃんが居る」私は茂樹さんに「あの部屋は次女さんの部屋ですか?」
「はい」「ちょっと入っていいですか?」
私は恐る恐るその部屋の扉を開けると、なんと、
家を出た頃の幼い次女さんが、三角座りをして隅にいます。私は思わず「次女ちゃん。おばちゃん、わかる?一緒におばちゃんと帰ろう」と言いましたが、彼女の生き霊は微動だにもしませんでした。その事を話すと、茂樹さんは複雑な顔をなさり「次女は自分に1番似ていて、可愛くて思い入れも深くて、でもそれが💦💦💦自分が悪かったと思います」
「茂樹さん、私はただ家の片付けをしに今日来た訳ではありません。近未来、もう一度この家に家族が集う事を目指してきました。ただ、まさか次女ちゃんの生き霊が居るとは、想像もしていませんでした。まず彼女が思いを残したまま、父親に愛されたかったと想念を残したまま生き霊だけを置いて出てしまったので、彼女が自分で自分を迎えに来なければなりません。その時、茂樹さんは、受け入れて頂けますか?」
「あんじゅさん、私は逢いたい。逢いたくて仕方ない。みな可愛い娘なんです」と号泣されたのです。
「茂樹さん、ひとつ私と約束をしてください。
もう二度と暴力を振るわないと」
茂樹さんは、小さく小刻みに何度もうなずきました。
一旦、次女さんにこの状況を説明しましたが、
この10年体がどこかにあるような変な感じだったのは、そのせいだったのか?と仰っていました。でも「親父は許せない。泣こうがどうしようが、逢いたくない。でも自分を迎えに行かなければならないなら、あんじゅさんとなら行けるかも知れないけど、考えさせてください」
私は時間が掛かると思いました。そりゃ10年ですから一筋縄では「はい仲直り」とは行きません。
そして、茂樹さんの家があのままでは、誰が帰って来ても、また同じですので、徹底したフィギュアの撤去をお願いして8ヶ月目の先日。
数枚の写メが届きました。それは見違えるように殆ど荷物がなくなっている部屋。そうです茂樹さんがフィギュアを撤去されたのです。「茂樹さん、それでは浄霊、浄化に伺いましょうか?」
「いいえ、あんじゅさんに来て頂くのは、全部屋の断捨離が終わったらと思っています」「そうですか、わかりました。ご連絡をお待ちしています」
すると先週のお祭りの日可愛いぷーさんのカーテンのお部屋の写メが次女ちゃんから、送られてきました。「おばちゃん、今実家に帰って自分の部屋にいます」
「どぇーっ😳お、お、お父さんは?」
「今話しています。おばちゃん、色々ありがとう。帰りました。自分の生き霊を連れて帰ります。お父さんとも長く話せた。お父さん泣いてました」
私はよく頑張って帰ってくれたと涙がでました。
よく、帰ってくれた。ほんとによく勇気を出して、帰ってくれました。ありがとう。
その後、茂樹さんからも「10年振りの突然の娘との再会で、複雑ですが心から嬉しい」とラインがありました。
これからです。失った家族の絆を今一度手繰り寄せて欲しい。また笑いあって欲しい。それが私の強い願いです。
いっちゃん。おばちゃん嬉しいです。ありがとうね。これからは、貴女が更に幸せを掴み取って、
お父さんから、結婚祝いと出産祝いをたくさん貰ってください。皆さんのお幸せを強く強く祈っています。
家の整えをしてください。
愛も富も絆もなにからなにまで、
「家庭」の整えから始まるのです。
