
凄い迫力の目ですね。これは「羊天眼天珠」です。天珠はチベットで魔よけの為に用いられていると言われています。(この天珠は特注です)
天然天眼石の縞瑪瑙(しまめのう)とは違い、瑪瑙に熱を加えて発色をさせています。チベットでは「ジー」「ズィー」と呼ばれありとあらゆる魔よけ、厄除けのお守りとされています。
独特の崇高なパワーを感じますね。赤は特に魔よけとしていろんなお国で人気があります。
持ち主はもう長いお付き合いをさせて頂いている
「もこちゃん」。彼女は関東にお住まいですがはるばる阿朱庵に来て下さいました。とても華奢で抜けるような白い肌の美しい女性です。彼女は数年前、幼い子供さんを連れ、離婚をしました。その後女手一つで正社員で働き、二人の子供さんを育てています。当時は元旦那様から慰謝料も養育費も請求されていませんでしたが・・せめて養育費は請求して下さいと申し上げた記憶があります。それほど彼女は頑張り屋さんです。
そんな彼女の深い悩みは、ご長男さん(A君)の事でした。
息子さんはお写真を拝見すると利発なお顔立ちで穏やかなイメージがありました。
当時A君は行きたかった私立の中学校を目指していたのですが、残念ながらその道に進む事ができなかったのです。そのころから彼は少しづつ変わり始め、学校に行かなくなり、家で過ごす事が多くなったのです。
もこちゃんはとても心配で「なんとか学校に行かせたい」と阿朱庵に度々相談を下さいました。
とてもまじめで優しい彼女の中に「父親が居ない分・・自分がしっかりしないといけない・・・息子を学校に通わさなければならない・・・」と言う焦りがあり、A君に厳しく接する事が多いようにお見受けしました。
私は「もこちゃん・・・・子供の進む道がこの道で有らねばならない・・と言う定義はありません。大きくなった子の首に鎖を付けて引っ張る訳には行かないので時を待ちましょう」とお話しした記憶があります。
そして「もこちゃん・・・あんまり子供さんに勉強しなさいとか・・・こうしなさい・・ああしなさいと言わないでね」
A君は思春期の反抗期も加わり更に状況が厳しくなって来ました。
もこちゃんが素行を注意すると家庭内で暴れるようになりました。ところが物を壊すだけでもこちゃんに暴力を振るう事は無かったようです。
私はその状況を聞いて「この子は大丈夫」と思いました。
子供が親や身内に激しい暴力を繰り返し始めると・・・・それは思春期や反抗期の不安定から来るものでは無く、積年の「憎しみ」「恨み」の念の塊ですから厳しい状況と言えますが、ただ物に当たるのは気持ちの行き場所が無いだけで親を心底恨んではいないです。どうして良いか解らないだけなんです。この時点ではまだ自分の中でコントロールが出来ていますので暴力については早期の改善方法を考える必要があります。
それから行きつ戻りつしながら彼に高校受験がやってきました。
その時も彼女からご相談がありましたが・・・・「もう・・親がこうしなさいとか、この学校を受験しなさいとか言わないで・・・彼が自然に進みたい道に進めるようになさってはどうですか?」と私はもこちゃんに申しげました。
彼女は教育熱心なお母さんでしたので「塾に行きなさい」「勉強をしなさい」としきりにおっしゃっていた気がします。
私が「どうして塾に行って私立の中学や高校に進まなければいけないのですか?」と尋ねた事があったかと思いますが彼女は「地域的に・・・やはりそうなんです」とおっしゃいました。
でも私は「我が子の学問の勧めを地域に合わせる必要などないと強く思っていますし、この子の生き抜く力に合わせて選ぶのが一番相応しい道に進める合理的な手段」とも思っています。うちの子はうちの子、よその子はよその子。本当はそれが正しいのです。それを彼女に伝えたかと思います。
その後彼女はいろいろ相談してA君をある高校に進学させました。
ところが・・・暫くは登校できたのですがやはりまた行かなくなってしまいました。その時も彼女からご相談が有ったかと思います。
もこちゃん・・・親はね・・早く学校に行って元気で青春を楽しく送って欲しいと思うのは当然ですが・・・焦っては駄目。一喜一憂していると一喜の後の一憂が来た時・・更に落ち込みます。母はどんと腹を括って、この子に何が起きようと・・・・信じる決意をしてください。簡単にあきらめてはいけません。と話したと思います。
その頃でしたか?上記の羊天眼天珠をご依頼下さいました。
私は・・・A君は必ず立ち直る・・・と思っていました。それは漠然としてではなく、彼女が子供達に詰めるお弁当をFacebookで見たからです。
綺麗に詰められ、栄養のバランスがよく整っていました。
私が大阪で姉と慕っていた方の息子さんは登校拒否どころか悪事を働く非行に走っていました。それは父親の暴力が有ったからだと思いますが・・・でもお母さんはいつも、行くか行かないか解らない学校で食べる為のお弁当をしっかり詰めていらして・・・・自分の息子の立ち直りを強く信じておられました。学校で教師になじられ・・世間に頭を下げて歩く、長く厳しい3年だったと思いますが息子さんが中学を卒業して就職をしました。すると・・・憑きものが取れたかのように働き始め・・・初任給でお母さんにコートをプレゼントしたのです。彼女が泣きながら言いました。
「息子がね・・あんじゅちゃん。俺・・中学校で最高に幸せだった思い出はおかん(お母さん)の旨い弁当だったと言ってくれたんよ。こんな幸せはないわ」と。
私はもこちゃんが子供さんに詰めているお弁当を見て「大丈夫・・・子供さんは必ず立ち直る」と思っていました。
少し前・・彼女から「あんじゅさん・・・いろいろあって・・・羊天眼天珠のパワーチャージをお願いしたいのですが・・・」
私は・・・彼女のお幸せと、息子さんの豊かな人生の為に祈り、パワーチャージをしました。そして黒翡翠を更に加えて、いよいよとその次期が訪れてくれる事を祈りました。
すると・・・先日夜中にふと目覚めてスマホの時間を見ると・・3;33。
私は数字のぞろ目を見ると奇跡が起きたり嬉しい事がおきます。
「これはきっと・・・今日は何か起きる」と思って・・メールの着信を見ると
もこちゃんから昨夜の夜にメールが入っていました。
内容は「あんじゅさん・・・パワーチャージありがとうございました。驚く奇跡が起きました。なんと長男が「お母さん・・・・お願いがあります。僕・・・勉強したいです。学校に行きたい」と言いました。私は驚きと涙の出るのが止まらなくなりました。精一杯親としてその環境を整えてやりたいと思います」
私は嬉しかった・・・・本当に嬉しかった。数年・・この時を待ち焦がれていましたのでサンタクロースが一足早くやってきたような晴れやかで嬉しい涙が溢れました。良かった・・・。もう大丈夫。
朝になり彼女にメールをしました。
「もこちゃん・・・長い間よく頑張ったと思います。
貴女のそこはかとなく深く強い愛情が勝利をしたのです。私もこんなに嬉しい事はありません」
もこちゃん・・・本当に良かったね。貴女の子を思う深い愛情がどんな境遇にも打ち勝ったのです。きっと彼が大きくなったらこの出来事も笑い話になります。そして貴女の深い愛情に心から感謝をなさりおっしゃると思います「あの頃は・・・若かった・・」と。長く暗いトンネルの様でしたが・・・・貴女は自分の力で抜けて来ました。よく頑張ったと思います。
言葉では言い尽くせない・・心労と苦労が有ったかと思いますが、
息子さんが貴女の多くの愛情に触れやっと自分の中から自家発電されました。
全ては自分の意思です。親がどういう、こういうではありません。
彼の中から・・・・闇が払われて進む方向を見つけたのだと思います。
まだまだお若いから・・・リベンジなど何度でもどの道でもできますよ。
貴女がお育てになった素晴らしい子供達の大いなるお幸せを祈っています。おめでとう。
不屈の母の愛こそ・・・・何よりも強し・・・・