
今朝、玄関に出ると金木犀が満開でいい香りがしました。やっと秋めいて来るのかな?
今日は先日ご相談でお見えになった「やっちゃん」。
以前、2016・7・19「睨みあう目・・神仏の安置場所を誤ると・・」でご紹介しました。
やっちゃんは努力家で本当に素敵なお嫁さんです。この方もまたご主人のご先祖様に見初められ嫁いで来られました。
彼女は私のお話をちゃんと実行に移して下さり衣食住の住を早急に整えて下さいましたので当時、家の中に起きていた奇妙な出来事からは脱出しました。彼女からは「あんじゅさん・・ほんとうに清々しくなりました」と報告を頂いていて私も安心していました。
彼女は今はお茶農家のお嫁さんなんですが最初はサラリーマンのお嫁さんだったんです。ところがご主人が突然脱サラをされて両親のお茶農家を継ぐことになり、彼女は寝耳に水でしたが、その流れでお茶農家のお嫁さんになりました。
長年農家を厳格に守って来た厳しいお舅さん、そのお舅さんにどれだけ馬頭されても黙ってついていらしたお姑さん・・・彼女はその中に突然飛び込まなければならなくなりました。
彼女は厳しいお舅さんに怒鳴られ・・・ストレスの発散場所がなかったお姑さんは俄かに現れた「嫁」と言う発散場所に猛攻撃。そんな状態の中なのに、居たたまれなかったやっちゃんの苦しみに気づけなかったご主人・・・。彼女は忍耐と言う忍耐を重ね重ねて・・・今まで来たようです。自分の行き場のないやるせなさや・・・怒り・・憤り、悲しみ・・・全ての感情を独りきりの時に家の中で不平不満をつぶやくようになりました。
そのような状態の中・・・神札の安置状態が悪かった為、家の中に霊障が表れたのだと思います。
彼女がお見えになった時、とても疲れている・・と言うのが印象的でした。
ずっと彼女を見ていると彼女の人となりが見え私は言いました。
やっちゃん・・・貴女素晴らしい嫁、奥様・・そして母親ですね。明日にでも荷物をまとめて出て行きたい家の中でよく辛抱されたと思います。
でも・・その状態の中で貴女は子供さんを立派にお育てになって・・子供さんはそれぞれに成長され、独立をなさっているのではないでしょうか?」
「はい・・あんじゅさん。子供たちはほんとうに良い子に育ちしっかりとしています」
上のお子様は医学の道に・・下のお子様もしっかりと社会に出て素晴らしいオーラを放っておられました。
「貴女がお育てになった・・・貴女が居たから立派にお育ちになったのです。素晴らしいね。その環境の中、よく耐え愛情たっぷりで豊かに子育てをされ・・なかなかできる事ではありません」
彼女は大粒の涙を零されました「どれだけ努力をしても報われない・・・
何をどう頑張っても、それは当たり前で文句こそ言われても一度たりとも褒められる事のない結婚生活でしたが・・・初めてあんじゅさんにそんなに褒めて頂けた・・・心から嬉しいです」
「どうして?貴女は嫁の鏡ですよ。お舅さんやお姑さん・・・ご主人が口に出して褒めて下さらなくても・・・貴女には聞こえないかもしれませんが、
ご主人のご先祖様は貴女を絶賛して鳴り物入りでお迎えした宝の嫁とおっしゃっていますよ」
「・・・・・ほんとうですか?」
「はい・・・・だからね、残念ながらやっちゃんが幾ら離婚を考え、その家から逃げようと思っても・・・暫くしたら嫌だったその家が気になって気になって・・ご自分から帰る事になるよ」
「そうなんです・・・・自分でも、出て行きたい・・出て行きたいと思う十数年でしたが・・やはり出る事が出来ませんでした」
そのようなお話を今年の7月にしたと思います。
家の中を整え順調ですとメールが来ていて私も安心していました先日・・・「あんじゅさん・・・相談がありまして」と彼女がやって来ました。
彼女はお茶農家のお嫁さんではありますが自分のお仕事も持たれて働きに出ています。そしてお茶刈りの季節が来るとダブルワークになるのです。お茶刈が始まると舅さん、姑さん、ご主人と長時間共に過ごさなければなりません。怒鳴り声・・・罵り・・・文句をお茶狩りの間ずっと聞くのです。彼女は言いました「あんじゅさん・・・もう自分が何が何だか解らなくなり・・・お茶を踏みしめながらこのじじい死ね・・・このばばあ死ね・・この親父死ね・・・と思って、思って抑えられません。こんな自分が嫌で辛くなって・・・本当の義両親が私の恨みで死んだらどうしよう?とか本当に主人が死んだらどうしよう?とか思えて・・・それなら自分が消えてしまえ・・自分が死ね・・と思うようになり苦しいです・・・あんじゅさんはそんな事・・・微塵も思わないでしょうで・・人を恨んだりしないでしょうね」
私は笑いながら言いました「やっちゃん・・・私もそんな事日常茶飯事に思います」
「え?あんじゅさん思うんですか?」
「はい~~私は神様ではないから・・腹も立てば、この野郎と思う事もあればこいつめ~~と思う事もあります。でも・・・私たち普通の人間がちょっとくらい「死ね」と考えても・・思ってもそんな簡単に人間は死なないから安心して。それが証拠に私は母を30年以上早く死ね。明日死ね。今日死ね。今死ね。と思い続けて来ましたけれど母は57年間しっかり生きました(笑)貴女がちょっと思ったくらいで家族が死んだりしません。安心して。貴女は悪く無い。ストレスが溜まってキャパを超えたから・・・・自分を癒さないといけません。でないと・・そうやって良からぬ事が脳に思考として浮かびます。自分の大好きな事をしてご褒美を自分にいっぱい差し上げて下さい」
そうこう話していると彼女の美しく優し気なお顔に輝きが出て来ましたので「大丈夫」と私は思いました。彼女はとても素直で真面目な方です。
そういう方が陥る状況だと私は思います。
彼女の体験を機会に今日は「思考」➡「思想」➡「さま」➡「つき」➡「人生」のお話をしたいと思います。
皆さん私に良く「あんじゅさんは怒りがないでしょ?」「あんじゅさんはマイナスを思わないでしょ?」「あんじゅさんは悩まないでしょ?」「あんじゅさんは恨まないでしょう?」とおっしゃるのですが、そんな人間居るのか?と私は思っています。よくお話するように人間は陰陽表裏一体の生き物で動物とは違い繊細な感情を持っています。きっかけにより「喜怒哀楽」が表れて来るのです。もちろん私も喜怒哀楽があります。ただ・・・いつも安定しているのはその「喜怒哀楽」を長期間心に留める事がないからだと思います。
私は母と暮らした30年余りの年月から多くを学びました。
人間には「思考」があります。文字通り「考え」です。これは脳の分野です。脳がちょっとくらい悪を考えても問題はありません。やっちゃんが「腹立つ~~死ね」と1.2回考えたくらいでは変化は起きません。
ただ悪い・汚い思考がその時々で流せず蓄積しだすと問題が表れて来ます。それは恨んだ相手ではなく思った自分自身に現れます。
①悪と言う積み重ねた思考(考え)は・・思いとして心に侵入してきます。
②それは思想となります。定着した想いに変化して来るのです。
③人間は思想が「生きざま」と言う「さま」に現れます。詳しく言うと思考の間は他人からは見えませんが「思想」と言う想に変化することによりそれが生きざまになり「ありさま」として他人に見えるようになります。
ですから「あの人陰気」とか「あのひと意地悪」とか「あの人素敵」・・とか、その思想により他人からの見た目が変化するのです。
④その思想の高い低いで今度は「つき」になって来ます。この「つき」とは
「顔つき」の事です。顔つきは美しいとか、不細工等の顔形の事ではなく・・・奥からにじみ出るような「つき」「顔つき」の事です。
ですから殺人犯や凶悪犯が捕まった報道がされて顔が出るとみんな違う顔のはずなのに・・・なぜか人相が悪いのは同じですね。特に目つきに現れます。
⑤その顔つきは自分の人生を物語ります。顔つきが悪い人は「恨み」「妬み」「悲しみ」等陰の思考・思想に長年囚われたと言う事です。
すなわち「思考」➡「思想」➡「さま」➡「つき」➡「人生」となり長い年月の流れの中、一人の人間を作り上げていきます。
人間は陰陽表裏一体なら当たり前に「善の考え」と「悪の考え」が起きて当たりまえなんです。同じ考えの積み重ねが思考、それが時を経て人生そのものになるなら「善の考え」に修正はいりませんが「悪の考えは」考えた直後に必ず修正する事が重要となります。悪い考えが想いになる前に叩くのです。
ところが人間はこの一瞬の考えを「修正」することに四苦八苦します。
「拘り」「執念深さ」等元々の性格も影響しくるので難しい部分もあるのですが「過去に流す」を上手く行う事です。
不思議ですが「他人に嫌な事を言われた」ストレスより「自分が言われた事に拘る」ストレスの方がよっぽど自分を蝕んでしまうんです。
言った相手は何も苦しんでいません。その一瞬に執着する「拘り」が自分の首を絞めます。
先日もお話しましたが自分のストレスの発散方法を知っている人は
「拘り」を流す事が出来ます。
「過去はもうない・・・今は留まりません」
人間は未来に向かって生きています。必ず訪れる10年後を「不幸であって欲しい・・」と言う人は一人も居ないと思います。でも10年後は突然はやって来ません。「今日」と言う日が鎖のように繋がりやがて10年後がやって来るのです。では10年後を幸せにするには?
「今日を幸せ」にするしかないのです。どこも切れたりしない鎖のように・・・ずっと続く「自分」と言う人生の10年後ですから。
最初に言いましたね・・私は母に30年以上死ねと思い続けましたが
死にません(笑)相手は定命が終わるまで生きますので、自分の無駄な思いで「生きざま」を陰にして「顔つき」を醜くしては勿体ないのです。
私は悪い事を考えたり・・・マイナスを考えたり・・・腹が立ったりしたら
必ず言います「はい・・終わった~~」「次・・・・はい終わった~~」
過去・・過去・・過去・・・拘らない。流して、流して、流しきる。「はい・・さいなら~~」
悪い思考の積み重ねを防ぐだけで10年後のお幸せは約束されます。
選ぶのは自分と言う事です。
私の人生もすたたん嫌な事がありました。でももしその出来事に拘り、流す事が出来なければ・・・私の今のこの幸せは恐らくないでしょう。
皆様にお会いしてもいないと思います。
水に流すことは強い意思が要ります。人生の最大の敵は「自分自身」だから・・・。でも自分の心の病を治せるブラックジャックもまた自分自身です。
黒と白だけ見て他人や自分を評価せず「まあ良いか~~人間ってそんなもの」とグレーゾーンを見て生きる事が楽ですし・・・未来のお幸せに繋がります。年齢と共に「グレーゾーン」が広い人は「素敵な人」となります。
私は決して美しい顔ではないですがいつもお爺ちゃんお婆ちゃんから「あんた~~ええお顔やねぇ~~」とお褒めを頂戴して嬉しく思います。
そんな時「思考」が「顔つき」になっているんだなと、人生の悪毒に拘らず流してきた、自分自身の悪に打ち勝った事が「ええ顔」として現れたと思っています。

やっちゃん^^サツマイモとかぼちゃありがとう。美味しかったです。
働きながら・・・茶摘みをしながら・・・無農薬野菜をお作りになって・・・
そしてこんなに美味しい食べ物を作れる人は・・・呪いで人を殺せません(笑)ご主人の元に嫁がれたのは大きなお役目がお有りになった。
やっちゃんしかできない事をやり遂げに行かれたのです。
周りをご覧になって下さい。義両親や旦那様が文句ばかり言っていても、貴女に感謝の言葉を述べられなくても・・・貴女の辛抱が・・・貴女の忍耐が・・・貴女の努力が・・・・貴女が流した涙の数が全ての家族をお幸せに導いたのです。貴女無しでは・・・今の「家族」は無かったのです。
貴女の存在が・・・・みんなをお幸せにしたのです。素晴らしい。
疲れたら休んで下さい。日夜働いて来られたのだからお金を使って贅沢してください。マッサージ・・温泉・・・行け~~行け~~行ったれ~~^^
そしてまた「戦い」?(笑)に挑んで下さい。
そうそう・・やっちゃんがトイレを整えられてシトリンの素敵な珠をお迎えになりました。先日そのトイレをお写真で拝見しましたらなんと・・・シトリンを安置した真上に観音様が表れていました。素敵ですね。

やっちゃんは観音様を家にお呼びになれる女性なんです。
なにも心配りません^^いつもお幸せを祈っています。