このお話は長くなる為二話に分かれます。


日本は信仰・宗教の自由が権利としてありますので、個人がどの信仰・宗教に携わるか?重んじるかは自由です。
ところが・・・過去、犯罪集団として摘発された信仰・宗教団体も多いのが事実です。生きる道を正したり、不安を取除いたり、人を真理に基づいた教えでお幸せに導くのが本来の信仰・宗教で在るべき姿ですが、詐欺や殺人、わいせつ行為で摘発されては・・・なんの為の「信仰」かと悲しくなります。
日本は数知れない信仰・宗教団体が存在し、それぞれ神道(神に準じた教えを広める)仏道(仏に準じた教えを広める)その他等に分かれます。
その中には人の弱みに付け込んで、信者の財産を詐欺する、殺人を犯す、教祖が女性信者にわいせつな行為をする等の邪教や邪宗が存在するのは確かで、恐ろしい事と私は思っています。そんな輩は決して怖い顔や恐ろしい姿形をしていません。それ相応のいでたちで、優しく、理解ある振る舞いをして立派な教えを説きます。そして信者達を洗脳して自分を神と崇めさせます。でも心は悪魔に魅入られた魔の操り人形ですから、段々多額のお金を要求したり、家族や他からの改宗を避ける為、家族から引き離し、団体に束縛します。やがてお金を持ってそうな仲間を増やせと言います。そして言いなりになって団体に尽くし会員を増やせる人には「位」を与え皆の前で賞賛し、甘い密を僅かに吸わせます。その蜜は寂しい人、絶望した人には極めて甘露で「また味わいたい・・・また欲しい」と麻薬のようになり、信者が二度と離れぬようにその団体に雁字搦めにして行くのです。結果・・・家族は崩壊して行きます。
人は宗教団体、その教祖の本来の姿を、見る目を越えた「見抜く目」「見極める目」を養わないと「恐ろしい邪教・邪宗の洗脳」に犯され家庭が崩壊します。
今日は・・・奥様が信仰・宗教の中の邪教に洗脳されてしまった
一人の男性の悲哀のお話です。
邪宗や邪教に洗脳されると・・・・どうなるか?

その前に・・・。皆さんは「トムとジェリー」の最終回の都市伝説はご存知ですか?私は最近Youチューブで知りました。
都市伝説らしいのですが・・・考えさせられる最終回なんです。
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ジェリー(ねずみ)が大人になった時トム(猫)はもうこの世には居なくなって居ました。トムは死んでしまったのです。
でもジェリーは別に悲しくも無い・・・でもなぜか心がちくちく痛むのを感じました。でもそれが何かはジェリーは解りませんでした。
ある日・・・ジェリーはトムよりものろまな猫を発見。「よし・・この猫もトムのように、おちょくって遊んでやろう・・・」と考え、ねずみ獲りにチーズを仕掛けのろまな猫がジェリーのように足を挟んで泣くのを期待していました。そこにのろまな猫登場。ジェリーはしめしめと物影に隠れて、のろまな猫がねずみ獲りに足を挟まれるのを今か今かと待っていました。
ところが・・・・のろまな猫はチーズよろも美味しいねずみを先に発見してしまったのです・・・。
猫はジェリーの方に向かって来ました。ジェリーはトムの時のように
逃げて追いかけっこをしようと思いました。ところが・・・のろまなはずの猫は恐ろしい程のスピードでジェリーに近づいて来てジェリーに食いついたのです。猫の歯がジェリーの体に食い込みジェリーは意識がもうろうとする中で気づきました・・・・・「トムは自分の為に、優しくしてくれていた・・・
自分に合わせてくれていた・・・猫より優れていると思っていたねずみの自分は間違いだった・・・」と。ジェリーは絶命し天に昇って行きます。すると・・・・そこには「ジェリー。遊ぼうよ」と昔のままのトムの姿が・・・・・。
そして改めてジェリーは気づくのです「トムは最高のパートナーだった。自分を守り孤独を癒してくれた無二の親友だった」事に・・・・。
無くして初めて解る目の前の唯一無二の存在の大切さ。
あの胸のチクチクの意味を知ったのです。

ご紹介でお見えになった健二さん(仮名)4年前にご結婚され一児を設けました。お写真を拝見しましたがそれはそれは可愛い女の子です。
奥様は結婚前からある宗教団体に入信をされていたのですが、
健二さんは「自分は宗教は好きではないですが、貴女が信じて良き方向に向かえるなら・・・」と何の文句もおっしゃらず奥様として迎え入れました。
結婚後しばらくは平穏だったのですが、娘さんが生まれた頃から奥様は変貌し始めました。入信している宗教団体の会合に足しげく通うようになり、家事を全くしなくなりました。
彼が初めて阿朱庵にお見えになったのはその頃で約1年前でしょうか?
私は彼に言いました。「健二さん・・・・厄介ですね。既に奥様は洗脳をされつつあるのだと思います。家事を怠り、お部屋がかなりの荒れようですね・・・これでは邪気がどんどん入って外に出ませんので、家の中になにか・・・忌むものが居ますね」
私は一抹の不安を覚えました。奥様が誤った宗教をされていると言う事も合わせ家の中が汚く、そこに住む家族が陰を秘めていると、忌み嫌うものが入って来て出て行かなくなります。そうなるともっと家族に不幸が襲い掛かって来る事になるのです。健二さんの家庭はまさしくその状態でした。
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私は彼にこの阿念珠を結び話をしました。
「健二さん・・・ご家族が大変な状態に直面しています。
この世の中で改宗(持っている宗教を脱会させる。改めさせる)は
なかなか叶わぬ事のベスト5に入るくらい難しいです。貴方はそれと何年戦わなければならないか解りません。私がお話できる事は貴方が自分の陽気を高め先祖のお力をお借りして奥様を洗脳している魔と戦い勝たねば・・・・家族はもっと悲惨になります。どうぞ・・・祈って下さい」
そんなお話をしてから約1年が経った先日の事です。
「あんじゅさん・・・・もう・・・苦しいです。ご相談に伺いたいです」とご連絡がありました。
一年ぶりに見えた健二さんは少しお痩せになったかな?と思いました。
あれから約1年が経ちましたが奥様は更に酷くなっておられ、
ご自分がパートで得たお給料を全額、会に寄付をするようになり・・・・
毎日明け方の3時に4歳の幼い子供を起こして会に出席されるようになりました。もちろん土日も通い詰め健二さんは子供との時間さえ奪われるようになってしまった。娘さんも4歳になれば言葉もおしゃべりになるのですが「教祖さまは偉い。パパは駄目な人」等と恐ろしい言葉を口にするようになってしまったと悩んでいました。
奥様は益々家事をなさらなくなり家は汚部屋と化し、食事は全くしなくなってしまったようです。私がお子様は?と尋ねるとお菓子を食事代わりに奥様が与え自分は会の会合や奉仕に夢中になっておられるそうです。
僅か4歳・・・・ご健康にもやがて問題が出始めるのではなかろうか?と私は案じてなりません。健二さんが「子供にはちゃんとした食事をさせて欲しい」と奥様を嗜めようものなら、奥様は発狂して奇声をあげる「文句があるならいつでも離婚してあげる」と健二さんを罵倒するのです。
健二さんは子供が可哀想で・・・・何も言い返さずに居る・・・そんな生活が続いています。ある日その会に被害者の会が有る事を知り健二さんは
で出向きました。お話の内容は絶句をするものだったようです。
高額なお布施の要求、会への束縛、無料の奉仕の強要。そして一番驚いたのは信者さんへのわいせつ行為で逮捕者がその会から出ている事でした。奥様は他の宗教を邪宗と罵り家の中から神仏にまつわるもの総てを捨て去ってしまい・・・挙句に子供のおもちゃの「妖怪ウォッチ」まで
邪宗だと奪ってしまいました。妖怪ウォッチが邪宗などと言うのが本当なら・・・針の穴以上に小さい了見しかお持ちでない宗教団体と思います。ところがそんな奥様も会では全く違う姿を見せているようでした。ハツラツと奉仕に励み進んで意見を述べる・・・まさか家の中がそんな修羅場になっているとは誰も思わないようでした。
その会の教えは「この宗教の会員は邪宗の人間とは格が違って、
かなり高い位置になる。特別な魂の位置に立つそうです。更に多くの寄付をすることでその格は上昇する」と言う事でした。奥様からしたら格の高い自分と未入信の旦那様とは格が違う・・・自分は旦那より上の立場だと・・・・思い込んでいるから
教祖様の意見が総てで健二さんの意見に耳を傾けようとはしないし、離婚を簡単に口に出すのだと思います。でもちょっと考えればわかりますね。離婚をすれば奥様は生活なんで出来ない状態です。黙って支えて下さっているのは、教祖ではなく罵倒する目の前のご主人ただお一人です。それに気づけないのですね。

健二さんは業を煮やしてその会に乗り込みました。
今の奥様の状況を総て話して・・・あなた方の宗教が本当に幸せに導く宗教なら妻に母親らしい事をするように・・・家事をするように・・・ちゃんと子供に普通の食事をさせるように言って欲しい。今はパートのお金を総て会に寄付をしているのもそんなにしなくても良いと教祖様から諭して欲しい・・・と直談判されました。その時に教祖が言った言葉
「そんな事は、個人の家庭の問題で我が会にはなんら関係ない・・・自分の家の事は自分で解決して下さい。そんないちゃもんは迷惑だ」でした。

そもそも私は信仰は即生活に現れる・・・と思っています。
その信仰が正しければ自分も家族も「お幸せ」で有らなければ意味が無いし、現象として信仰の功徳が現れなければなりません。まして人間らしからぬ食生活や家族が不幸のどん底に叩き落されている宗教なんて・・・
誤りの何者でもないのです。この教祖にとって信者の家庭なんて・・・・
金の成る木・・・以外の何者でもなく、子供がお菓子付けで病に倒れようが・・・旦那様が過労で死のうがそんな事は知ったこっちゃ無いのです。
今の間に絞れるだけ絞って・・後は知らぬで通されます。
そして会で蝶よ花よとされるのは多額のお布施をするからでしょう。
それが無くなればゴミ同然の扱いを受ける事になる・・・哀れでしかないと・・・私は思います。
「健二さん・・・本当によく、よく辛抱されていますね。
でも・・・・もう腹をくくって下さい。子供さんだけは助けたいですが・・・
今はまだ母恋しいですから・・・なにも解らずに付いて行くのかも知れません。そして決してお父様を嫌っている言葉ではないですよ。言わされているのです。幼い娘さんもまた・・被害者です。近い未来子供さんを連れて離婚の覚悟をなさって下さい。子供さんを連れて出られれば幸いか?と私は思っています・・・。奥様はその時が来ないと解らないのが実情です。
そして奥様は霊症(祟り)でそうなって居る訳ではありません。なにかが憑依しているのではありません。ただただ思想が低く、我が強い、そして
物事の判断が出来ないだけです。この状況は奥様が気づき悔い改めなければ・・・・決して変わるものではないのです。なんでもかんでも霊のせいにすれば簡単ですが・・・そうではありません。人間の弱さと・・・浅はかさが魔を引き寄せて恐ろしい宗教団体に足を踏み入れてしまわれたのだと思います。自分のパートのお金を全額寄付して自分がなぜ食べていけるのか?服を買い、食事をして帰る家が有るのかに気づいておられません。気づいていないから感謝が無いのです。
貴方と離婚をしてたった一人の現実を叩きつければ・・・彼女の気づきのチャンスがもしかしたら一度訪れるかも知れません。
健二さん・・・お辛いですが・・・・私が腹をくくって下さいと言うのはそう言う意味です・・・・」
「あんじゅさん・・・・いつも親身になって言いにくい事まで言ってくださってありがとう御座います。自分の我慢も限界に来ているのは解っていますが・・・娘が不憫で・・・不憫で・・・・・」彼の声が詰まりました。
「ご予約を入れてくだされば・・・・お話はいつでも伺いますよ・・・。今ね途轍もなく貴方のエネルギーが落ち込んでしまってね。なかなか上がらない・・・・貴方自身のお幸せを考えて決断して下さい」
次に続く・・・・