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志村けんさん^^笑いの王様ですね。私が子供の頃の楽しみの一つと言えば毎週土曜日の夜8時から始まる「8時だよ全員集合」でした。毎週土曜日はこの番組を見て、月曜日登校してからの話題作りになりました。
志村けんさんは今も変わらずご活躍をされて、いわゆる「顔面の白塗り」を芸にされても、決して廃れる事の無いのはこの方だけではないでしょうか?
家庭内で一日一回は子供が屈託なく笑える時間を作る事が子育てには最重要です。なぜかと言うと声を出して笑うと、自然に抱えているストレスを発散できるし、また陰にこもったり攻撃的になるのを抑制します。そして集中力を高める事ができるからです。これは子供だけではありません大人もそうですよね。
このストレスの発散方法が子供の時から身に付くと、大人になっても、ストレスを上手く発散して、やるべき時に集中して物事を片付け、心の環境を自分で整える事ができるようになります。
私も子供の頃「8時だよ全員集合」が観たくて土曜日の8時をとても楽しみにしていました。ところが母は私が楽しそうにしたり、大きな声で笑ったりするととても機嫌が悪くなり、眉間にしわを寄せました。
そして「そんなあほなテレビばっかり見ていないで、洗濯と洗い物をしろ」と命令するのです。でも父はそんな様子を見ては「あんじゅちゃん、お父ちゃんが洗濯物干しとくからテレビ見ておいで」と優しくニコニコして言ってくれました。母は「私は躾で言うてんねん。要らん事言ってあんたが甘やかすから、この子はろくな人間にならんねん」と怒鳴っていましたが、構わず父は「見ておいで、見ておいで。今日は面白いで~~」とニコニコして私に「8時だよ全員集合」を見せてくれたのです。
私がその時に両親の人間性をどう見たか?
母は「この性悪女が」と憎悪が溢れました。父は「いつかこの恩返しをしよう。ありがとう」と感謝が込み上げて来ました。
躾の名目で子供をいじめると子供の心に「憎悪」が芽生えやがて途轍も無く培養されていきます。でも楽しみを少し与えてやると「感謝」が芽生え、他人の優しさや思い遣りに感謝して他人に親切になるのです。また二つの結果は直ぐに出て、幼い時から家庭内暴力や犯罪に手を染める子と、夢に向かって懸命で指導力の高い子に分かれ始めます。子供の時に結果が現れなくても・・・やがて現れ始めます。大きな社会の組織を見てもそうですね。暴言を吐き部下を罵倒するだけの上司と、飴と鞭を上手く使い分け、楽しませながら指導する上司。子は幼い時に親にされた事を心の中に蓄積させ、社会に出たら必ず他人にしますから、暴言上司は子供の頃に親にいじめられていて、もうそのようにしか生きる事ができなくなってしまったのだと思います。幾ら学歴と役職の高い上司でも、そんな愚かな指導では部下は付いて来ませんし「哀れな能無し人間」と思われも致し方ない事です。
躾だからと称し、子供から笑いを尽く奪い取った親の子は、大人になるとそうなる確率が高いです。
昨今、暴言上司が溢れかえり、酷い時は犯罪になるような今の組織での現象とそれを行う年齢を見ても丁度、高学歴、高収入と盛んにうたわれ「教育ママ」が溢れかえった私たちの「親」世代の子なのです。そして今、そのように育てられた子が親になって「自分の親と同じ事を子供に強いて」子育てを行ってしまい、更に深刻化して早くから犯罪に手を染めてしまう子、ニートや引きこもりに苦しむ子、人間関係が苦手で協調性の欠落した子、自分本位な思想の我がまま斬三昧の子、知識はあるが知恵が無い子、心が弱く直ぐ傷ついてしまい生きる力に乏しい子、言われた事しかできない知恵に乏しい子・・等々上げればきりがない程の「心が弱く人間力が欠落している子」が溢れかえっています。この社会的な負のスパイラルを阻止する為に、小さな社会(家庭環境)を徹底的に見直す時が来ています。幼い時に「笑う時間」を作る事が人間性の形成にどれだけ重要なのか?親は気づかなければなりません。
子供の心を強く、優しく、のびのびと育てる「高級な笑い」
赤ちゃんの時から親がスキンシップをして笑わせて下さい。赤ちゃんが声を上がて笑うと親はどれだけ嬉しいでしょう?私も長男を産んだ時は、母の介護と子育てとで日々、心に余裕がなかったのですが、長男が何か月の頃だったか急に「ケラケラケラ」と笑ったのです。何が楽しかったか解りませんが、抱っこすると笑い続けるのです。私もその可愛い笑い声と楽し気な笑顔を見ただけで訳もなく大声で「可愛い~~可愛い~~」と叫びながら笑いました。母の介護疲れも吹っ飛び子供の誕生が心から幸せに思えました。その頃から子供を笑わせる「おもろい母」になろうと思ったかどうかは解りませんが、子供も私も楽しむ事に知恵を絞ったのです。良い母になろうとすると疲れるんです(笑)なぜかと言うと「良い」に基準がないからです。でも楽しい、面白い母は「子供が笑顔になる」事で合格ですから私は子供達が赤ちゃんの時から楽しい、面白い母を徹底しました。長男の時は手探りでしたが次男を産んでからは「板についたおもろい母」になっていたと思います。これからお話しする事は、私の子育ての中で気づいたり、経験した事です。育児書等を読んだ訳ではありませんから、参考までにして下さい。
1、乳児の時は、抱っこして「同じような音を繰り返し言う」ととても喜びます。たとえば「ずんずんずんずんずんずん」とか強弱を付けながら言ってみてください。「ねんねんねんねんねんねんよ~」とか「すずちゃん(スズメ)ちゅんちゅんちゅんちゅんちゅん」とかです。え~~と思われる方もいらっしゃるか解りませんが、乳児を笑わせるって言葉を理解している大人より難しいのです。ですから「昔、昔~~」とか言っても理解できず退屈なんです。ですから元々理解しなくても良く、同じ言葉が連なり、軽くリズムが付いている「変な歌」だと乳児は楽しくなるのです。合わせて母親が優し気ににっこり笑うととても喜んで笑います。次男は「すずちゃんちゅんちゅんちゅんちゅんちゅん」と言うと手足をバタバタさせてキャッキャと喜びました。
2、幼児、さぁ自我が目覚めて、反応も豊かになる時期に突入しました。
この時期は「外で言っては恥ずかしい事」等で笑わせます。
例えば「おならぷー」とか「鼻毛ぼ~」とかです。あんじゅさん・・・馬鹿ですか?と言われそうですが、人間は性的な本能を子供の時から持っています。子供ですから大人の見るような官能小説等を見てストレスを発散したりはしません。この時期から幼児の性癖が歪むか否かは、この遊びをやって大いに笑わせているかどうかです。大きくなってから卑猥な絵や言葉を壁に書いたり、酷くなると痴漢をしたりする少年や青年、或いは大きくなって性的な犯罪を犯してしまう子は、本当はこの時期に消化していなければならなかった「ちょっと恥ずかしい言葉遊び」をして大いに笑っていなかったか、言うと親に厳しく叱責されて抑え込まれて来たと思います。
子供達はただ無駄に笑っているのではありません。ストレスを発散し、心の整理を自然にしているのです。「はなげぼ~~」と言ったからと言って誰も傷つきはしないのです。家の中でちょっとお道化るお母さんて、子供から見るととても魅力的なんです。私もよく、くだらない冗談で子供達を笑わせました。「たっちゃん・・・たっちゃん」「なに?お母さん?」「・・・・はなげぼ~~」大爆笑です。子供達は私がそうするだけで毎日に機嫌にムラが無く育ちました。
そして・・・今話題になっていませんか?子供が絶対笑う絵のない絵本。
あの本は「擬音」というのでしょうか?「どっか~ん」とか「ぼよよ~~ん」とか単純な表現の言葉が大きな文字や小さな文字で書かれているようです。
私はこの絵の無い絵本が子供の心を整える為にとても理に叶った素晴らしい本だと思います。
ところが・・・幼児を過ぎて少年になっても、まだ言っているともう通用せず、激しくしらけますから気を付けて下さい(笑)子供達がしらけだすと「心が確実に成長」した証拠と言えます。
3、少年になったら親が笑わせるのも難しくなします。その時に登場するのはテレビ、ゲーム等です。テレビを観てはいけない、ゲームをしてはいけないと一切奪ってしまっては子供同士の話題についていけませんから、テレビやゲームも良いと私は思っています。ただ規制が緩く、有害な物もあるのでそれは親が気を付けないといけません。かと言って依存はいけませんが、上記で述べた私の母のように子供が楽しみにしているテレビを「見せない」ような意地悪を親がしない事です。その頃になるとよっぽどの親で無い限り漫談で子供を笑わせる特技の有る方なんて居られないので「心から笑える助け」をテレビ等にしてもらうのも悪くないのです。できれば親も一緒に見て一緒に笑って下さい。私も主人も子供とテレビを観てよく大笑いしました。私も子供達とゲームをしました。子供の様に上手にはできず、駒が直ぐ崖から落ちたりしてゲームオーバーになってしまうのですが、わざと駒をバレエリーナのように回転させらり、走高跳をさせたりすると、子供達は「お母さん、なにやってるのん~~」と二人でゲラゲラ笑いました。私も笑いながらくねくねと更に面白い動きをすると、もう笑いのるつぼです。このように楽しいテレビ・ゲームをさせると子供は決してテレビやゲームに依存をしたり、親に隠れてしたりする事は無いと思います。
遊ぶ時はとことん楽しく、勉強する時はしっかり自分からするようになります。我が家の息子達も、ゲームもしますしテレビも見ますが、自分で管理して私が注意する事はもうないです。しっかり笑ってストレスを発散すれば、後はやるべきことをするようになります。そして何よりストレスのないクリーンな状態で勉強をすると脳にしっかりとインプットされるのです。
接し方が一番難しい少年期を通り過ぎると、もう親が必死に家で笑わせる事のお役目は終わり子供は勝手に友達と楽しく語らい、仲間を作って行きます。それからの家庭は安穏を保ってあげる事が大切です。
「母は愛する者の太陽であれ」私は長男が生まれてから23年、次男が生まれてから18年この言葉をいつも胸に子育てに挑んで来ました。
小さな社会(家庭)の環境がどれだけ子供の心に影響するかを私自身が幼い時から嫌と言う程経験しました。母を憎んで、母にされた事を子供にもしてやろう・・ともしも思っていたら今はないです。
私自身が「この子達の子育てを大いに楽しんで大いに笑おう」と思って、今日を迎えました。23年前には想像もできなかった今日ですが、この上ない安穏を感じます。それはなぜか?今は反対に子供が私を腹の底から笑わせてくれるからです。
質の良い「笑」をたくさん経験する事で、子供は心が優しく、強く、たくましく成長し、更に他人を楽しく安穏にさせる素晴らしいパワーが備わるのです。
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