パソコンのデータが飛んでしまい・・・急きょ画像を頂戴しました。
美智子さん(仮名)。彼女の行く末を長い間気にかけ、また良きご報告をお待ちしておりました一人でもあります。
この度・・・やっと、本当にやっと解決に向かったご報告があり胸を撫でおろしています。彼女は遠い処にお住まいなのでいつも電話相談です。
消え入るような清楚な声からすると、とても華奢で大人しいお人柄なんだと想像できました。
彼女の悩み・・・・ご結婚して間もなくご主人のハラスメントが始まりました。何かに付けて命令する。自分が気に入らない事があると彼女をなじる。携帯をいちいちチェックして誰とメールをしているかを確認する。
酷い時は病院からの返信に対して、「これはなんだ?なぜメールが来る?」と病院まで「妻とはどう言う関係か?」等と医師に文句を言いに行ってしまう始末。挙句には「お前は誰のお陰で飯が食えているんだ」と事ある毎におっしゃるようになりました。
彼女も子供が小さい時は仕事も持てませんのでじっと忍耐しているばかりでした。
その頃でしょうか?阿朱庵の門をくぐられました。
彼女は開口一番・・・・泣きながら「離婚をしたいんです」とおっしゃいました。
私は彼女に離婚はご自分が損をしないように、子供を引き取れるように、しっかりと根回しをしてから切り出して下さい。と申し上げ彼女の独立を念願しながら念珠をお届け致しました。
暫くして、二度目の電話相談がありました。
旦那様のモラルハラスメントは全く変わるものではなく、彼女が旦那様を嫌えば嫌う程、なにか察するのか執拗な干渉と罵声を浴びせかけるようになりました。彼女はたまりかねて子供を連れ・・・家を飛び出したのです。
ところが・・・・彼女の両親の反対で引き戻されてしまいました。
彼女の悲しみは深いものでしたが、それは驚くような奇跡の始まりでもあったのです。
絶望の淵に有った彼女でしたが、家に戻って数日後・・・・眼が点になる事が起きました。なんと会社から、旦那様へ遠い処に赴任の辞令が出たのです。彼女は子供の学校の関係でその家に留まりました。旦那様も渋々ではありましたが単身赴任を承知しました。それどころか、仕事の関係で旦那様は殆ど家に帰らなくなったのです。
10年近い旦那様からのモラルハラスメントから、彼女は逃れ、更に離婚への準備を始める事ができるようになりました。
ご自分の親に「なぜ離婚をしたいのか?」を懇々と説明し理解を得ました。そして離婚の調停を起したのです。
もちろん旦那様は認める訳がありません。いろいろ難癖をつけて来ては離婚を認めませんでした。でも・・・・10年近いモラルハラスメントは彼女が優位に立てる理由には十分だったのだと思います。
ところが・・・・・最後の最後までご主人は潔く無く、今度は子供の親権を争って来ました。
「あんじゅさん・・・主人は別段子供達を可愛がる事も無く、自分勝手な躾に煩いだけだったと言うのに・・・今更親権が欲しいなんて・・・どうやって子供を引き取り、育てられるというのでしょう?離婚を逃れたいが為に、子供の幸せまで奪い取ろうとする気が知れません。」でも・・・現在の状況と、子供さんが10歳を超えていなかった事で、彼女は見事に離婚と親権の両方を勝ち取りました。更に今住んでいる家に住めるようになり、子供達の環境が全く変わらず、旦那様だけが居なくなりました。
先日・・・・・彼女からこの報告があり私は「よ~~~。ほんまによ~~~頑張ったね。これから子供達と幸せを掴み取って下さい。」と申し上げると、彼女は泣きながら「あんじゅさん・・・いつも事ある毎に支えて頂きありがとうございました。もう・・・どうなるか不安で仕方なかったですが、
念珠に祈りながら来ました。数々の信じられない奇跡が私に起き、勇気がその都度出たと思います。かたくなな私の両親もなぜかとても離婚に理解を示してくれ、今回離婚を勝ち取る事ができました。私・・・幸せを掴みたいと思います。ありがとうございました」
 
美智子さん^^本当に良かったね。晴れてモラルハラスメントから解放されました。今後の人生を輝かしいものにして欲しいと心から願っています。
「子供の幸せ」の土台は母が幸せで有る事と私は強く思っています。
貴女が安穏で日々に幸せを感じながら、子育てをすることが行くは子供達の大きな幸せに繋がるのです。どうぞお幸せで居て下さい。
 
このモラルハラスメントはある芸能人の方の離婚でクローズアップされましたが、今始まった訳ではなく・・・昔はもっと有ったと思います。
それは女性に仕事が無く自立が難しい事が有ったからだと思います。
横暴な男性は、奥様がちょっと意見をすると「誰のお陰で食えていると思うんだ」と妻を罵る事が多かった気がします。
でも、そのような考えのお有りになる男性は脳みそをもっと柔軟にしないと、既に時代遅れで、今は女性がどんどん社会に出て稼げます。そして、保護制度も充実しました。「誰のお陰で食っている?」なんて言うと「じゃあ自分で食っていきます」とさらっと言われ去られてしまうのが落ちの時代です。もう女性が奴隷のようにひ弱な時代は終わりました。
 
私の所にも多くの結婚相談と離婚相談がありますが、その方々のお話しを聞き「幸せ」について考えさせられる事があります。
男性は女性に「幸せにしますから結婚しましょう」と言い
女性は男性に「幸せにしてくれますか?」と問う
でも・・・・この考えがそもそも間違っています。
「幸せ」は誰かに与えたり、また与えられたリ、お金で売買できるものでは無いのです。「幸せ」は極めて個人的なもので「自己内」に存在する種を「思想」が培養するもので環境が決定づけるものではありません。
ですから「お金があるか」とか「マイホームを持てるか」また「子供がいるか」等の環境が整っている事だけが幸せでは無いのです。
それは「恵まれている」だけで、そこに「感謝」と言う思想が加わらない限り与えても与えても不平不満を言う人、これだけ与えているのだから幸せだろう・・言う人が現れるのです。
モラルハラスメントの男性は「養ってやってる」「与えてやってる」から幸せだと言えと言う人が多い気がします。
幾ら与えても奥様の心に感謝が生まれなければ奥様は幸せでは無いのです。
物やお金を与えているだけでは感謝は生まれません。
感謝は男女とも「優しい心」に触れた時に初めて刺激され培養されます。
「感謝」=「幸せ」ですから、感謝の気持ちが大きければ大きい程「幸せ」が自分の中に満ちてくるのです。
男性は簡単に幸せを女性に差し上げる事は出来ませんし、また女性も簡単に男性から幸せを貰おうと思うのは誤りです。
自分の思想を高め、何事も感謝できる「心」を常に持ち続け、互いを思いやる長い時間が「夫婦の幸せ」にやがて繋がると言う事だろうと私は思います。