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なんて可憐で美しいんでしょう・・・。
先日ご相談にお見えになった玲子さん(仮名)のお念珠です。
彼女のご相談・・・
彼女は一定期間のお付き合いを経てご結婚をされました。
ところが、結婚を機にご主人とぎくしゃくし始めたのです。ご主人はお酒を飲む機会が多くお帰りが遅い。更に遅くなると近くの実家に行って寝てしまう。彼女は不平不満が蓄積して来ました。そんなある日、ご主人と一緒に実家に行かなければならない事情があったのですが、彼女は行かなかった。そんな些細な事がきっかけでご主人との諍いが絶えなくなってしまいました。彼女の心は悲しみに沈み・・・・「もしかしたらこの結婚は失敗だったのでは?」と思うようになって行ったのです。そんな不安定な感情の中、ご主人はやはりお酒を飲んで帰りが遅い・・・。彼女は不満は更に募りご主人に攻撃的になって行きました。ある日の事、ご主人が「もう・・・駄目だと思う・離婚して欲しい」と切り出しました。彼女はハッとして「私・・・離婚したくない。やっぱり彼を心から愛している・・・・どうしたら良いか解らない」
彼女はそんな思いで阿朱庵の戸を叩かれました。
お見えになった彼女は可憐で聖母のように美しい。私の前にお座りになるや否や大粒の涙を零されました。
「あんじゅさん・・・・彼は離婚をしたいとの気持ちは変わらないと言います。でも・・私は離婚したくない。彼が大好きです。なぜ・・・こんな事になってしまったのか?苦しくてなにも手に付きません」
マリッジブルー・・・結婚前は、結婚式のカウントダウンのプレッシャーや新しい生活への不安などからブルーになるそうですが、結婚後のブルーは想像していた理想と現実のギャップから始まるようです。マリッジブルーは女性特有の物と思われがちですが、男性ももちろんあって当たり前ですね。私は玲子さんのご主人がマリッジブルーになってしまったと思いました。
「玲子ちゃん・・・男ってね。疲れて帰って来た時に一番に求める物って何だと思いますか?」
「・・・・・・・・・」「貴女の笑顔です。お帰り~~と言う笑顔。これさえあればね・・男性は帰ってきます。男性は職場の方々とお酒を飲まれるのも仕事の内と言う方が多いですね。彼はきっと貴女が自分の帰りを笑顔で迎えてくれる・・・そう新婚生活の理想を描いていたと思います。ところが・・・貴女が文句を連発する・・・そんな時実家にも足を運ばなかった・・・たわいもない理由で実家に行かなかったにしても普通の時とは違い彼もナーバスになって貴女の気持ちを悪意と取ってしまったかも知れませんね。
離婚は簡単なんです。まして一年も経ていない夫婦は紙だけの繋がりなんでね。でも・・貴女方ご夫婦は離婚をする必要などありません。
「でも・・・あんじゅさん。彼は離婚をすると言いきっています」
「いいえ・・・彼は貴女を愛していますよ。彼が離婚をすると言いきっていても、貴女と暮らす家に帰って来られているし、本当に愛情も何も冷めたならお近くに有る実家に帰ってしまわれると思いますよ。彼は・・・貴女が気づいてくれるのを待っているのではないですか?」
「あんじゅさん・・・私、私・・愛されていますか?」彼女は息を詰まらせながらそう言いました。
「はい・・・・間違いないです」
結婚すると女性だけが不安なのではありませんね。男性も背負うもが重くなるので、もしかすると女性以上に不安があるかも知れません。
昔の演歌に「一人じゃ重い~~重い荷物でも、結婚して二人で分ければ重くない」見たいな歌がありましたが、よく考えると互いの不安を分け合ったからと言って互いが抱える不安の重さは変わらないのです。では・・・同じ重さの不安を抱えながら、安心を感じられるのはなぜでしょう?それは「思いやり」も「不安」と一緒に分け合うからです。
独りの時は誰も自分を労わってはくれませんが、二人になれば「いたわり」も分け合うから同じ重さの荷物でも軽く感じるのですね。
「いたわり」=満面の笑顔これだけです。
どうしても離婚を選ばなければならないご夫婦もいます。
〇異性に浮気ではなく本気になってしまわれた場合(愛情が無くなった)
〇暴力を振るう。子供に虐待を加える(命の危険をはらんでいる)
〇ギャンブルに依存してしまう(身勝手な行動で生活していくお金が無い)
私はこの三つ以外は慌てて離婚を選ばなくても良いと思っています。
まして結婚をされたばかりですから二人とも環境に慣れてませんので、
ぎくしゃくする事も必ずあります。
私は彼女に言いました。
「玲子ちゃん・・・男ってね。解っているけど好きな女性にどうしようも無い事を指摘されると傷つきます。やがて煩く思うようになり、それが進むと家に帰って来なかったり、女を作る可能性があります。
ご主人が離婚を切り出した時、貴女も離婚をしたいなら話は早いですが、貴女は別れたくない・・・彼を愛していらっしゃる。では貴女が変わるしかないんです。彼を変えようと思うと100年経っても無理です。でも自分を変えるには「変わろう」と思った一瞬から始まります。
玲子ちゃん・・・女は「損」と「得」なら必ず「得」を選ぶ人生でないといけません。その「得」はやがて「徳」に繋がるからです。
彼を許せず、理解を示さず離婚を選んだら・・・貴女はきっと後悔しますよ。自分を変える事は覚悟が必要でなかなか苦しい事もありますが
自分が変わろうとする「得」をここで選べば・・・貴女はきっと考えもしなかったお幸せを近未来に味わう事ができます。
女性は賢く生きる事が大切です。賢くなるにはある程度の忍耐が必要となります。でも・・・彼を愛していて別れたくないならその忍耐に大きな意味があり未来の幸せに必ず繋がります。
女はね・・・・太陽でなければいけません。いつも愛する男性を木漏れ日のように照らし・・温める太陽です。
私もね・・・主人と結婚した頃は毎晩飲み屋に行って帰って来ない。
新婚で、当時は携帯電話等無いし、連絡も取れない。独りぼっちでお味噌汁を温めてはまた冷めて・・・また温めて・・・ベランダから今度あの信号が青になったら帰って来る、次の信号が青になったらきっと帰ってくる・・と思って待ちました。でも・・・今はずっと赤信号でも気にしない(笑)いつ帰って来たか解らない(笑)えッ?お父さんおったん?となるのです。心配しなくても玲子ちゃんもそうなるから(笑)
今は携帯があるからどこで飲んでいるかだけ知らせて貰って、彼が飲みに行く日は「先に寝るね・・・気を付けて帰ってね」と言って寝ていればいいのです。実家に彼が行って泊まるのも悪く取れば「親の家に行って~私を独りにして酷い~~」と思うと腹立ちが止まらないけれど、一食浮いたラッキーとか、「私を起こしたらいけないから実家に行ってくれたんだなありがとう」と考えをポジティブになさって下さい。そしてね・・・お二人ハグし合って下さい。新婚なんだからそれが冷えた心も体も溶かし温め合える一番の方法です」と申し上げると彼女にやっと笑顔が戻りました。
夫婦を例えれば川の流れの如し。山頂きから山裾まで流れ流れて・・
岩場も有れば淀みもあり。深みが有れば浅瀬も有る。流れ流れて・・・・。
やがて大海原に注ぎ込む・・・・夫婦は川の流れの如し。
どの川も大海原に注がぬ川は無し・・・。
先日彼女からとても嬉しい報告のメールが届きました^^
「あんじゅさん、こんにちわ。家庭の太陽になるべく笑顔で過ごす事を心がけています。すると・・・夫の帰りが早くなった気がします(笑)
飲みに行く日も「遅くなったら実家に泊まっていいよ」と言うと必ず帰ってきてくれます。喧嘩をする事も無くなり離婚の話も出なくなりました。
笑顔で過ごす事が修行と思っていましたが、我慢することも気持ちを抑え込む事も一切無いんです。結んで頂いたお念珠のパワーに守られているんだと思います。本当にありがとうございました。中略
お念珠を身に着けるようになってから数日した時・・・「この前遅くなったのはあんじゅさんのところに行っていたの?それ(念珠)あんじゅさんに作ってもらったの?それ着けてると怒らなくなったね」と言うのです。
あんじゅさんのお話を夫に話した事はありません。どうして知ってるの?と尋ねると「この間貰ったストラップに名刺が入っていたじゃん」と言いました「あんじゅさん・・・」と言う言い方にとても親しみがこもっていたことがとても驚きました。もしかすると・・夫もあんじゅさんのブログを見ているのかも知れません。
以前に比べると信じられないくらい穏やかに暮らしています。でも私がイライラし始めると「さぁ玲子さん・・・段々イライラして来ましたね~~お念珠をつけろ~~お念珠を~~」とか夫が言ってきます(笑)そうすると私もイライラが飛んでいきます。この先、また壁にぶち当たるかも知れませんがその時は真っ先にあんじゅさんのところに相談に行きます。夫から夫婦の幸せな未来の話が出るようになりました。
夫婦で大海原を見られる時が来ると思うと嬉しくてまた涙が出ます。
あんじゅさん・・・あんじゅさんがおっしゃった通り私はやっぱり愛されていたんですね・・・。最近彼の愛を強く感じてとても幸せです。
玲子ちゃん・・・そう、貴女は彼に深く愛されていますよ。何も心配ない。
夫婦は籍を入れたら幸せが向こうからやって来るものではありません。
このような事の繰り返し、乗り越え、また乗り越え二人で掴み取って行くのです。
簡単に手に入れたものは簡単に失います。でも努力・忍耐・覚悟で手に入れた幸せは未来まで無くならず晩年に必ずまばゆいくらい輝きを放ちます。
お二人のお幸せを心から祈っていますよ。
ご主人によろしくお伝えください。
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