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先日の次男の話・・・・
「お母さん、先輩が言ってたけどね僕が入学する前に監督が
部員のメンバーに、今度体のでかい、いきった奴が入って来るみたいだから、
お前たち・・態度がデカかったら〆てやれと言ってたんだけど
たっちゃんは可愛い子だったって言ってくれた(笑)僕はね、中二の時に県大会一位になって調子に乗っていきった態度を取ってたから、その後凄いスランプに陥って、一回も良い成績出せなかったから、何がいけなかったのか?と考えた。その時に謙虚でなかった事がいけなかったと気づいた。そしたらスランプから一気に脱出した
​だから僕は二度と良い成績を出したからと言って調子に乗って傲慢にならない。
​いつも謙虚で基礎練習を怠らないと決めた。先生やコーチ、先輩を尊敬して自分も後輩に尊敬される選手になるねん」
​「そうか・・・・(笑)人間は実るほど頭を垂れる稲穂かな・・やからな。
​自分が凄い・・・と慢心するともう伸びない
まだまだ・・と思うともっと伸びる。
​人間関係もそう・・・威張るほど見えないところで阿呆やと笑われてる
謙虚なほど見えないところであの人は凄いと讃えられてるよ。
​人間関係は縦の関係を柔軟にすると損をしない。
​先生や先輩に溜め口を叩いていたら何も教えて貰えない
​人間は学んだ者勝ち。学ぶには師が必要。
この子にはなにも教えたくないと思われるより
この子なら自分の全てを教えて・・コツも教えてやりたいと思われる方が
​絶対に得・・・人間は損と得なら得を取って生きろ。
​その得がやがて知識となって身に付き、後輩に伝えてやれる。
​すると・・・たつや先輩は凄い・・・と傲慢な態度なんか取らなくても
​みんなが尊敬してしてくれる。
​たつやが取った得は・・・やがて後輩を立派に育て上げる・・という
徳に繋がる。
自分が得た知識を伝えていける人が立派な人と言うねん。
​自分だけが凄いと慢心している人に、
本当に凄い人はお母さんは今の今まで一人も見たことがない。
​お母さんが本当に凄い・・・と思う人はみんな謙虚で優しい。
​自分の強さを知る人はその強さを決してひけらかさないねん。
​たつやはどちらを選ぶかや。お母さんはあんたの成長を楽しみにしてる」
次男の話を聞いて「試練は人を成長させる」と思いました。
次男は中二の時に県大会で優勝をしました。ところがその後、酷いスランプに陥り、やれどもやれども成績が出ず、大会ではライバルに尽く敗れ悔し泣きをしていました。家でも機嫌が悪くお父さんに八つ当たりをします。
でも・・・私たち夫婦はうろたえたり、腫れ物に触るようには一切しません。
主人は「今、負けて悔しい思いをいっぱいしろ・・・もっと試練にぶち当たれ。泣いて悔しいと思え。今度こそは勝と立ち上がれ」と言いました。
私は「自分に嫌な事が有ったからと言って他人に八つ当たりをするな。
どんな時もなんでこうなったかを考えろ。他人に当たっても解決しない。
自分の機嫌は自分で取れ。」と言いました。
次男は考えたんだと思います。過去を振り返り自分がどうだったか?
何を改めるのか?ずっと考えたんだと思います。
そして自分の慢心が自分にスランプを与えたんだと気づいたと思います。それからは基礎訓練を決して怠らず・・・人の見ていない所で
練習を怠らなくなりました。やがてどんどん成績が伸びるようになり、
高校のへの特待入学を頂きました。
 
お話しが変わりますが・・・・自分の会社を子供に継がせ次期社長になさる方は、子供に「社長になったからと言って偉くない。社員が働いて下さるからこそお前が社長で居れる。鼻を高々にする前に、目線を高らかにして人を見抜け」と教えてほしいものです。
親が会社を持っていて子供が次期社長になるのは・・・
エスカレーターに乗って登山をするような物です。
なんの苦しみも味わう事無く頂上に着くとそれまでの苦を理解できませんから部下の苦しみを理解できなくなります。
ですから二代目の社長が会社を倒産させる事が非常に多いです。
「僕ちん社長・・・一番偉い。君たち社員は奴隷だよ・・」ではやがて会社に優秀な人物は誰もいなくなる。
知恵があり開拓のできる社員は去り、欲の深いお金に群がる人間しか会社に残らないのです。横領を企てたり、要らぬ残業で収入を得たり・・・。
では自分の息子を優秀な社長に育てるには・・・・
家庭と言う小さな社会の縦関係をしっかり教え込む事です。
1、親と子の立場の確立・・・友達親子がトレンディーのようですが親が子供だったら子が誤った時、諭す親はどこに居るのでしょうか?親は親であり・子は子です。
子が誤った時は諭さなければなりませんし、迷った時道しるべにならなければなりません。同じ高さから物事を見ていたら・・・本当に凄い難が訪れた時・・・どう正道に導いてやるのでしょうか?
ユーモアに富んだ、時により目線を子供の高さまで下げられる親と・・・子供と同じ高さまでの目線しか持っていない親とでは子供の心の成長に大きく影響を及ぼします。
2、他人に対しての言葉使い・・・家庭内で敬語で話す必要は私は無いと思っています。ただ丁寧に話す訓練は小さな社会である家庭で躾けるべきと私は思っています。私は殆ど子供を叱りません。けれど言葉遣いが悪いと徹底的に叱ります。特に主人に向かって溜め口や馬鹿にする態度を取った時は叱ります。家庭と言う小さな社会の中でまともに喋れなければ大きな社会に出ても喋れないのは当たり前です。日頃から丁寧な言葉づかいで話す事を当たり前にしないと急に話せと言っても話せるものではないのです。
「言葉使い」で自分の生きる道幅を狭くしている人をたくさん見ます。
家庭は大いなる訓練の場所。身に美しさをまとう「言葉の躾」は家庭でするべきです。
親はその子に起こる試練を払わず・・・・難が起こった時に自分で解決をさせる知恵を湧き立たせるヒントを与えなければなりません。難に出会い切磋琢磨して悩み苦しみ・・・やがて自分の力で抜けた時「経験」として自信が付くのです。そして自分に自信のある方は謙虚です。
 
昔の私の知り合いの社長さんですが・・長男さんが高一くらいだったでしょうか?酷い言葉使いで横柄で理屈っぽい。私が社長に・・・社会に出たらご苦労をさなるよ・・・とその余りにも酷い態度を戒めましたら「せがれは次期社長だから・・あれぐらいでないとなぁ」とおっしゃいました。
それから10年目くらいに会社は無くなりました。
社長と呼ばれる事が凄いのではありません。
どれだけ経験豊かで社員を育て会社を維持できるか?です。
会社を維持するには・・・人材と言う宝を手にしないと会社は即倒産するのです。社長は「人魅力」が無いと会社はやがて落ちぶれます。
社長が働く人と怠ける人の評価を同じにしたり・社員を平気で「ひら」と呼んだり、自分が正しいとブレーンの意見を全く聞かなかったり・・・パワハラ・セクハラ当たり前では・・・会社は潰れて当たり前。
子供に謙虚さを教えるには・・・まず試練にぶち当たる事です。
そして・・・越えられない試練は来ない事を子供さんには教えて差し上げてください。
降りやまぬ雨は無い事・・・
山より大きい獅子は出ない事・・・・
夜明けの前は一番暗い事・・・
その試練には大きなチャンスが隠されています。