こんにちは、酔っ払い管理人です。
今日は酒でなく、肴でもなく、おやつですねこりゃ。
実家に帰省したときに、ちょっと珍しい芋が手に入ったと言ってもらったのが、コレ
いまや、新しいスイーツと呼ばれるくらいになった、めちゃめちゃ甘い芋。
その糖度は、焼き芋にしたときに発揮され、大体40%~43%。
ものによっては45%以上の糖度を叩きだす芋もあるらしい。
鹿児島県種子島の特産品で、他の土地で栽培してもその旨味と甘味は再現することができないとのこと。
種子島の安納地区で昔から栽培されている在来種で、植物繊維が豊富でβカロテンを多く含むサツマイモです。
さて、この安納紅の食べ方なのですが・・・、やっぱり「焼き芋」が一番でしょう。
サツマイモを熱した小石の中に埋めて、間接加熱によって焼く。
直接火にくべるのではなく、石が焼かれて間接的にゆっくり熱を加えます。
そうして、芋自体の温度を65度~80度くらいに保つことで、「ベータアミラーゼ」という酵素が活発に働きます。
この酵素が働くことによって、サツマイモのデンプンをブドウ糖にかえてくれるんですね。さらに、適度に水分も減少して素晴らしい味が楽しめるというわけなのです。
どう考えても焼き芋が一番!
しかし、石焼き芋を家庭でやるには・・・
ここで、我が家にある 焼き芋鍋
なるものの出番です。
最近では、家庭で手軽に焼き芋が楽しめるように、こんなものが売られているんですねぇ。
しかも、原理はリヤカーの石焼き芋と全く同じ。
鍋の中に石(セラミックボール)を敷き詰め、その上に芋を乗せます。
後はガスの強火で一気に熱してから、後は中火でコトコト温めるだけ。
包丁で切ったから断面がちょっと見づらいかもしれませんが、美味そうな黄金色です。
ちょっと贅沢な焼き芋でした。