こんにちは、酔っ払い管理人です。
いやぁ、年も明けてあっという間に日が過ぎました。
25歳過ぎたあたりから、時の経つのがずいぶん早く感じるようになりました。
なんとかならんかな?これ。
仕事始めが1/4だったのですが、それからもう、目が回るような忙しさと正月休みで気が抜けたのか体調を崩しており、ほんとに、あっというまに今日まで来てしまったって感じです。
旨い酒、凄い酒にいっぱい出会っているのに、それが更新できていないのが残念でなりません。
少々前の話などがでてきたりしますが、気にしないで頂けると幸いです。
さて、そんな前置きをしておきながら、去年の話になります。
年末大掃除の後、ちょっとご褒美ということで、寿司の出前を取って夕ご飯にしました。で、寿司を食うなら、日本酒だろう!
と、いそいそと酒屋に物色しにいった酔っ払い管理人。
まだまだ修行不足で、見知らぬ酒が山ほどあります。
まぁ、夫婦二人で呑む分ですから、四合瓶にするのですが、呑んだことない酒で外したらやだなぁ・・・、口直しするような酒をストックする余裕もないし・・・。
と考えながら選んでいましたが目に入ったのがこれ!
![](https://image.www.rakuten.co.jp/shimazuya/img10173335921.jpeg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww10.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3DO8VTM%2BDLZRN6%2B5WS%2BBWVTD)
遮光を考えた黒のボトルに、紫ラベルが高級感漂います。
そして、裏のラベルに堂々と「和醸良酒」の文字が!そして、そのラベルにこの言葉が記されていました。
和醸良酒
酒造りに携わる人々が大切にしている言葉に「和醸良酒」がある。
良いお酒を醸すには、蔵人が心をひとつにして取組む、という意味で杜氏も常に口にする言葉。
共になし得たことを喜び会い、その労を讃えあう。酒を酌み交わす場はこのようでありたい。
和をもって醸し出された酒は、人と人の和やかな時をも結び合う。
という説明が酒そのものになされています。
和醸良酒といえば、「夏子の酒
」尾瀬あきら原作のコミックで、知った含蓄のある言葉で、よほどの自信がなければこの言葉はつけれません。
日本酒度はマイナス4。
マイナスということは、甘口の部類ですね。
こいつに決めました。
さて、寿司をつまみながら、いよいよです。
もちろんヒヤで。
香りは、控えめ。
これ見よがしの吟醸香ではなく、少々の甘い香りがする程度。
一口呑んでみた。
ぶわっ!
口にした途端のインパクトが凄い。
米の甘味と旨味がまず口中いっぱいに広がります。
しかし、なんの未練も残さず、後味の酸味がさらりと消して過ぎ去っていきます。
また、これが寿司によく合う!
米の味が寿司ネタの味を一瞬膨らましたかと思うと、スッと切れて過ぎ去っていくので、次の寿司が楽しめます。
甘味とキレを両立した、近頃珍しい酒です。
正に和醸良酒、「和」の名に恥じぬ、名酒です。
このタイプなら、チョコでちびちびいくよりも、ワイングラスに白ワインのように注いで呑んでもOK。
そのようにしていたら、案の定酔いつぶれましたが・・・。
関谷醸造の蓬莱泉は伝統を受け継ぎながら、新しい情報や技術を柔軟に取り入れていく姿勢を大切にしている蔵元です。
蔵元は愛知県!
酔っ払い管理人の大好きな「醸し人九平次」を排出した県ではありませんか。
愛知県ってほんとは凄い県なのかも。