サンティアゴ デ クーバ11年 | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

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旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

先週はめっちゃ忙しかったです。
朝9時から出勤して夜は21時か22時頃・・・。
1年くらい前までは、午前様が当たり前でも大丈夫だったんだけど、最近部署が変わってから新しいところへのストレスもあり、4日間くらい約13時間勤務を続けていたら、ヘトヘトになりました。
さて、最後の金曜に、うちの相方が新宿で飲んでいるというではありませんか?
俺まだ働いてるのに・・・。


電話してみると、22時すぎてもまだ呑んでる様子で、既に出来上がってる・・・。
息子も一緒にいるよね? 大丈夫かな?
1人で帰れそうにもないので、職場のみんなには無理を言って先に上がらしてもらいました。



さて、退社してすぐにかけつけたのが、新宿の南のオープンテラスのダイニングバー。
相方は、職場の人たちと飲んでました。
息子は既に熟睡・・・。
24時過ぎには、終電があるので、解散したのですが、相方がまだ呑み足らない様子で、
「もう一杯のみたい~」と絡んでくる始末。
仕方がないので、少し寄り道をして、下北の馴染みのBAR「アルマット・カラーズ」に連れて行きました。
(タクシー降りた瞬間に、気持ち悪い・・・とか言い出しやがって、しばいたろか!)



ようやっと、落ち着いて呑める!
一杯目はとりあえずジン・トニックで喉の渇きを潤して、二杯目は・・・
ラムが呑みたい! 
というリクエストに、マスターのチョイスが光りました。


サンティアゴ デ クーバ11年


キューバの古都サンティアゴ・デ・クーバから入手したという、極めて入手困難なラム。
キューバ島の東部に位置するサンティアゴ・デ・クーバはかつてのキューバの首都で軍港としても栄え、キューバラム(RON)の発祥の地。
その伝統ある古都の名を冠したSANTIAGO DE CUBAの醸造所は、1872年創業のキューバでは一番の歴史、伝統を誇る醸造メーカー。
今回そのラムの11年ものを頂きました。


色は濃く、深い焦げ樽の茶色。恐らく少し着色してあるでしょう。
しかし、香りは芳醇、ラム特有の甘いあめのような香りが、グラスに注ぐと沸き立ちます。ニコニコ
しかし、呑んでみると、ラムの甘さはどちらかというと控えめで、スパイシーでスモーキーな味わいです。
その甘さとスパイシーさがお互いの相乗効果で、柔らかで独特な口当たりを感じさせてくれました。
そういう意味では、あまり度数を感じさせない酒です。
マスター、ベストチョイス! こいつは旨いよ!



といい気分で呑みはじめたのですが、相方がトイレに立ってから帰ってきません・・・
どうもトイレで眠りこけていたみたい。
後ろ髪引かれる想いで、泣く泣く二杯でお店を後にしましたとさ・・・・。


皆さん、酒は呑んでも呑まれないようにしてください。
トイレのドアを叩いてるとき、「途方に暮れる」とはまさにこのことだ!ガーン とひしひしと感じました。
酔いつぶれるなら、迷惑のかからない、自宅で!