こんにちは!今回は、2013年3月に訪れた2度目のイタリア旅行についてお話しします。目的地は、 フットボール観戦が目的のピエモンテ州トリノと、美食と街歩きを楽しむためのロンバルディア州ミラノ。まだ寒さの残る時期でしたが、イタリアならではの魅力を存分に味わえた素晴らしい旅となりました。

 

トリノ:チャンピオンズリーグの熱狂を体感する前日 

 

チャンピオンズリーグ観戦のために訪れたトリノ。試合の前日、まず向かったのは憧れのユヴェントス・スタジアム(現アリアンツ・スタジアム)。スタジアムに一歩足を踏み入れた瞬間、デル・ピエロ時代からユヴェントスのファンだった私にとって、ホームグラウンドが目の前に広がり、思わず感動で胸が熱くなりました!

 

スタジアム外観

 

ユヴェントス・ミュージアム:クラブの歴史に触れるひととき

スタジアム併設のユヴェントス・ミュージアムも訪問しました。ここでは、クラブの長い歴史や輝かしい戦績が凝縮された展示を楽しむことができます。

歴代のトロフィーやユニフォーム、レジェンド選手たちの写真に囲まれ、まるでユヴェントスの一部になったような気分に。特に心を奪われたのは、チャンピオンズリーグの優勝トロフィーを間近で見られる展示。これまでに積み上げられた栄光と努力を感じる瞬間でした!

 

入場口

 

ユヴェンティーノの悲願・・・

 

ラストゲームを見たかった!

 

 

スタジアムツアー:ピッチサイドの臨場感を味わう 

 

ミュージアムを堪能した後は、スタジアムツアーに参加。ロッカールームや選手の入場ゲート、VIP席、そしてピッチサイドを見学することができました。特にピッチサイドでは、芝の香りやその広さを間近で感じられ、明日の試合がどれだけ熱いものになるかを想像するだけでワクワクが止まりません!

ロッカールームでは、実際に選手たちが準備を整える空間に足を踏み入れ、「この場所で選手たちが戦いに挑む心構えをしているのか」と思うと感慨深いものがありました。

 

スタジアムツアーがスタートします!

 

 

先ずはクラブハウスへ

 

洒落者おじぃ元会長のジャンニ・アニェッリ氏

 

早速スタジアム内へ!

 

VIPルーム

 

プレスルーム

 

ピッチサイド!

 

ロッカールーム内は撮影禁止でした

 

前夜祭:リストランテでの贅沢なひととき

その日の夜は、地元で評判と下調べをしていた「Antiche Sere」という名のリストランテで食事を楽しみました。店内はすでに試合を心待ちにするユヴェントスファンで賑わい、カルチョ談義が飛び交う活気ある雰囲気。イタリアらしい情熱を感じながら、絶品の食事を堪能しました。

 

手書きのメニュー
 
 
アンティパスト
最初に運ばれてきたのは、「プロシュットとフレッシュチーズ」、まずは、塩気の効いたプロシュットとフレッシュチーズを一口。
プロシュットの繊細な旨味がフレッシュチーズのまろやかなクリーミーさと合わさり、口の中で調和する感覚がたまりません。添えられたオリーブオイルのフルーティーな香りが全体を引き立てていて、一口ごとに素材の美しさを感じます。プロシュットの柔らかさとチーズの滑らかさのコントラストが絶妙です。
 
次に楽しんだのは、黄金色に輝く「キッシュ」。
サクサクのパイ生地と、しっとりとした中のフィリングが素晴らしいバランスです。具材にはホウレン草とリコッタチーズが使用されており、優しい味わいの中にもほのかな塩味が効いています。一口食べると、ほんのり温かさとともに包み込まれるような心地よさを感じました。オーブンで丁寧に焼き上げられた仕上がりは、家庭的でありながら上品さを感じる一品でした。
 
セコンドピアット
メインディッシュには、「うさぎ肉のソテー」が登場。
柔らかくジューシーに仕上げられたうさぎ肉は、ハーブの香りが程よく効いていて、淡白な中にもしっかりとした旨味が感じられる一品です。シンプルな調理法ながら、その奥にある技術とこだわりを感じる、満足度の高いメインディッシュでした。
 
ドルチェ

最後に楽しんだのは、イタリアンデザートの王道「パンナコッタ」。
滑らかで濃厚な生クリームの甘みが際立つ一品で、上にかけられたキャラメルソースがほんのり苦味を加え、大人の味わいに仕上がっています。柔らかな食感とともに口の中でとろけ、疲れた心と体を優しく癒してくれるような、まさに完璧な締めくくりでした。

 
翌日は、スタジアムがさらに多くの人で埋まり、熱狂の渦の中でユヴェントスVSセルティックの試合が幕を開けます。その物語は、次の記事でお伝えします!