この度、「タロウ君」を読んでいただき、ありがとうございました。

次回作は、来年あたりから書き始めたいと思っています。

さて、競馬の方程式は、9月から10月あたりから実証実験を始めたいと思います。

 

また、競馬と真剣に向き合って気づいたことを、これからちょこちょこ書いてみたいと思います。

そもそも競馬って何?

何が面白いのか?

どこがすごいのか?

など、自分が感じたことを書いてみたいと思います。

読んでいただいた方が、競馬ってすごいんだねって感じてもらえるように書いてみたいと思います。

 

この競馬に向き合って、必死にいろいろ考えて、何がどのように起きてきたのかをひたすら頑張ってきたら、競馬の奥深さにたどり着きました。

とはいえ、難しいことは、書けません。

血統とか、誰の子供とか、そんな内容は全く書けません。

 

なんとなくでも、競馬の面白さを知っていただきたいと思い、書こうと思いました。

 

気が向いたら書きますので、ほんの少し暇つぶしになればと思います。

 

あれから、数日後、ボクは、夜遅くにそっと家を抜け出しました。

このままラシマルと一緒にいると、時間だけが無駄に過ぎてしまうし、彼女もボクのことはまったく気にしないからです。

そっと、ボクは外に出かけ、ゴミ捨て場まで歩いていこうと決めていました。

すると、後ろから大きな影に包まれました。

ボクは思わず立ち止まりました。

誰かに見つかってしまったのです。

「水臭いぞ。独りで出ていくなよ」

後ろにいたのはラシマルでした。

ボクは、胸が苦しくなりました。

ヒトで言えば、きっと涙を流すのでしょう。

でも、ボクには、そのような機能がありません。

ボクは、ラシマルと一緒にゴミ捨て場に行きました、

そして、空いているゴミ袋に入り、ラシマルに挨拶をしました。

「ありがとう」

それだけしかボクは言葉が出ませんでした。

ラシマルは、遠吠えをして去っていきました。

 

ボクは空を見上げました。

大きな月ときれいな星が輝いていました。

「ボクは、きちんと任務を遂行できましたか? 師匠、教えてください」

ボクが空に向かって問いかけると、師匠は笑顔で笑っているように見えました。

ボクは 「よかった」 とつぶやくと、静かに意識が遠くなりました。

ボクは、ある日、ラシマルに相談しました。

「ラシマル、そろそろボクはここを出ていこうと思う」

ボクにとって、大きな決断でした。

彼女に 『ゴミ』 として捨てられるよりも、ボク自身が持っている意思で決めたことでした。

「確かにそうだなぁ」

ラシマルは、つぶやきました。

「本当は、動けて話もできるスゴイぬいぐるみなのに、その少しの能力も使えないで終わるのももったいないなぁ」

ボクは、黙っていました。

「でも、最後にほかのぬいぐるみと同じ扱いで終わるよりも、自分でいなくなるほうが正しいよなぁ」

「そんなことないよ」

ボクは否定しました。

「だってこうしてラシマルとあえて、一緒にいてくれた。いっぱいお話ししてくれた。それだけでボクは十分楽しかったよ。より多くのヒトに理解されなくても、ボクはラシマルと入れただけで幸せだよ」

ラシマルは、そっと、「ありがとう」 とつぶやきました。