WONDER-LOVE 4 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




『お前の『まーくん』、やっぱすげぇな』


まーくんから『いま、家に着いたから』って、消え入りそうな声で連絡があってから数分後、電話口の向こうで楽しそうな大野さんの声が聞こえる。


『普通、逃げるとか隠れるとか、なんかもっとこう、さ……


そう言って、何かを思い出して『んはははは』ってひとりで笑う。



「なんなの、さっきから。気持ち悪いんですけど、思い出し笑いしてんの」


『あの子、コンシェルジュデスクの下に潜ったんだよ。櫻井、すげぇ驚いてたなぁ』


あいつのあんな驚いた顔、初めて見たよって、またひとりで楽しそうに笑ってから、『なぁ』って低い声で俺を呼ぶ。



「なに?」


『気をつけろよ、お前も』


「は?」


『お前、ちっさいし、力弱いし、無駄に色気振りまいてるからさ』


「小さいって……大野さんだって俺と大して変わらないでしょ。それに、何?無駄に色気って」


『とにかく、気をつけろ』


「そんなに心配なら、首輪でもつけてつないでおいたら?」


『はぁ?』


「じゃ、運転中なんで」


『おい!かず……


素直じゃない、と思いながら手を伸ばして画面をタップして通話を切った。

心配してもらえて嬉しいとか、言えるわけない。


だけどきっと今頃、素直じゃねぇなぁって、アナタも笑ってるでしょ?

ふにゃんって笑うその笑顔を思い出して、口元が緩む。


「あーあ、またやられちゃったなぁ……


昂っていた心が落ち着きを取り戻す。


狙っているつもりは無いんだろうけど、こういう時はいつも大野さんに助けられるんだ。

もう一度、大野さんのふにゃんとした笑顔を思い出して、ふぅ、と息を吐いてからハンドルを握り直した。






「あれ……


まーくんからボイスレコーダーを受け取って、中身を確認して社長に報告して……なんてやっていたら、マンションの駐車場につく頃には、すっかり街が寝静まっていた。

なのに何故か、電気がついている俺の部屋。


「電気、消し忘れたかな……


首をひねりながらドアを開けたら、見慣れた革靴が玄関にきちんと並べて置かれていた。



……なんだよ」


自然と上がる口角を手の甲で押さえて、呟く。

ホントに、素直じゃない。



「おぉ、おかえり」


ソファーから俺を振り返って、ふにゃんって笑うアナタに、本当は今すぐにでも抱きつきたいのに。



「こんな時間に何してんすか、ヒトん家で」


ネクタイを緩めて、ジャケットをハンガーに掛けながらそう言えば、ぺたぺたと歩く音がして、後ろからふわりと抱きしめられる。



「首輪、つけに来たんだよ」


「え?」


ちゅ、と音を立てて首筋にキスをした大野さんが、俺の肩を掴んで、ゆっくりと向きを変えた。