花火 48 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



一瞬、何が起きたのか分からなくて、なんで松本さんの顔がこんなに近くにあるんだろ?って思って、離れたぬくもりにはっとした。

「ッ!!!何すんだよ!」

「あれ?もしかしてハジメテだった?」

慌てて松本さんを突き飛ばして、手の甲で唇を拭きながら松本さんを睨みつけた。
そんな俺を見て、楽しそうに笑う。


「悪ぃ悪ぃ、まさかハジメテだとは思わなくてさ。マジでチェリーくんだったんだ?」

「だったら、なんだよ」

「いや、いいんじゃね?今のは事故って事でカウントなしで」

人のファーストキス奪っておいて、カウントしなきゃいいとか、わけわかんねぇ。


「ふざけんじゃねぇよ。なんなんだよ、アンタ」

「いいね、その目」

急に真面目な顔になって、松本さんが言う。


「お前なら、出来んのかもな」

「は?」

「何が違うんだろうな、お前と俺と」

「はぁ?全然ちげぇだろ!俺はお前みたいなスケベ親父じゃねぇっての。誰彼構わず色気振りまいたりキスしたりなんてしねぇからな!」

「そりゃあなぁ、チェリー少年には出来ねぇよなぁ、やりたくても」

「うっせぇ!」

持っていたタオルを松本さんに向かって投げつけた。爆笑しながらそれを受け取った松本さんが、お前気に入ったわってウィンクする。


「だいぶむくみも取れたみたいだな。来いよ、服、選んでやる」

「要らねぇし」

「要らなかったらオークションにでも出したらいいだろ。J'sの最新コレクションだ。結構いい値で売れるんじゃねぇ?」

「バカにすんじゃねぇ」

「してねぇよ。人の好意はありがたく受け取っておけ」

またエレベーターに乗り込んで、今度は下へ向かう。


「なぁ。俺なら出来るって何のこと?」

「は?」

「さっき、言ったじゃん」

「そんな事言ったっけ?」

松本さんがおどけた顔で答える。聞き間違いじゃなかったはずだ。確かにそう言った。
松本さんがまたぐいっと顔を近づけるから、反射的に後ろへ下がる。


「今度はオトナのキス、してやろうか?」

「なっ……」

背中が壁にぶつかって、完全に逃げ場をなくした。
松本さんが壁に手をついて俺を見下ろす。


「いくらでも教えてやるよ。その先も。お前なら抱けるわ」

「ばっ……ばっかじゃねぇの!」

松本さんの腕の下をすり抜けて、開いたドアから店に飛び出した。