「っふ……」
息が上がる。
キス、うますぎんだよ、この人。
キモチイイ。
キスがうまいから、じゃなくて、好きだからキモチイイのか?
俺は、相葉さんのこと……?
確かに、綺麗だとは思う。
なんでか放っておけなくて……
空気が足りなくて、開けた口の隙間から、相葉さんが入ってくる。
頭が痺れるような、キス。
何も考えられなくなって、もっともっとって思う俺がいて……
ちゅって、音を立てて離れた唇を追いたくなる。
相葉さんの手が、するっとシャツをめくって、唇が首筋を辿る。
「……あっ……」
身体を電気が走るみたいな、今まで味わったことのない感覚に、相葉さんのシャツにしがみついた。
「しょーちゃん、かわいい」
少し掠れた相葉さんの声が耳元で聞こえて、それにもまた、ぞわりと波が広がる。
俺、このまま、相葉さんと……
……相葉さんと?????
「って!ンなわけあるかー!!!!!」
どかって、相葉さんの腹に俺の左足がクリーンヒット。
「いってぇー!」
相葉さんが俺から離れて転がった。
「なんだよもぅー!あと少しだったのにー」
「ぜんっぜん少しじゃねぇわ!」
俺を見て、くふふふふふふーって、相葉さんが笑う。
「しょーちゃん、超焦ってる!かわいいー♡」
「だから!可愛くねえってば!」
笑ってた相葉さんがふと、真顔になる。
「でも俺、マジでしょーちゃんのこと好きだからね?」
「うっせ、黙れ」
「くふふ。口の悪いしょーちゃんもそそるね」
そう言ってまた抱きついてこようとした相葉さんの頭をぽかって叩く。
「マジで黙れ」
「はーい」
俺の言葉にくふふふふーってまた笑ってから、コーヒー飲む?って普通に聞いてきた相葉さんに、飲むって小さく返事をした。