Love is all around 2 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。

 


懐かしい制服に袖を通して、懐かしい景色を見ながらのんびり歩く。


坂道の途中に、見慣れた人影。

相変わらず、なふたりの姿に頬が緩む。


「まだネクタイやってもらってんのかよ」


気づかれないようにそっと近付いたら、手を握りあって歩き出すふたりに思わず声をかけた。




「なんだよもう、朝からイチャイチャしてんなぁー」



「「カズさん?!」」


仲良くハモって、同時に振り向いたふたり。

いやほんと、お似合いだわ。




「卒業式には出席しろって言われたから、さ相変わらずだね、翔やんとまーくん」


「わざわざ一時帰国したんですか?」


「そうなの。御丁寧にチケットまで送り付けてきた人がいるから」



ふたりが顔を見合わせてから、坂道の上を見上げた。

そこにいるでしょ?

変わらない笑顔で立ってんでしょ?




「じゃ、お先に」


ふたりにひらひらと手を振って、坂道を上る。



本当は、走っていきたいくらいだけど。

本当は、抱きつきたいくらいだけど。




「お久しぶりです」


にっこりと微笑んで、見上げる。



「チケット、ありがとうございました」


「おぅ、元気そうだな」


ぽんって、優しく手を頭にのせて、ふにゃんって笑う。




「行こうか?校長先生が待ってるよ」


「はい」



懐かしい背中の少し後ろをゆっくりと歩く。




……ねぇ、大野さん。



今日が終わったら……

終わったら、さ……




「にの……


前を向いたまま、大野さんが懐かしい呼び方で俺の名前を呼んだ。



「はい?」


「明日、ヒマか?」


「さぁ……どうでしょう?」


「そっか」


ちょっとまぁるくなった背中に手を伸ばして、止める。



これだから、オトナって嫌いだ。




「明日まで待ってる気なんて、さらさらないけど?」


前を歩く背中に、聞こえないように呟いた。