let me down #73 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




しょーちゃんの腕の中からするりと抜け出した。


「助けてくれてありがと」


「え?あぁ、うん」


「メンバーだもんね?」


……ちが……


目が泳ぐしょーちゃんをわざと下から見上げた。

多分好き、なんてそんなの……

要らないよ?




「もう1回、試してみる?」


え?」


「あの子、しょーちゃん狙いだよ?」



こっちへ向かって歩いてくる女優さん。今日のゲストさんだけど

メイクさんが、しょーちゃんのファンだって言ってたよって、教えてくれた。


俺たちに気がついて、嬉しそうな顔をして会釈をする彼女は、俺から見たってすごく可愛らしくて。




「しょーちゃんとお似合いなんじゃない?」



あぁ、ダメだ。右側でしか笑えてない。

そんな顔して見ないでよ。

俺の言葉に傷ついたみたいな、そんな顔。


自分が悪いんじゃん。

俺のせいじゃない。



しょーちゃんみたいな石頭には、オンナノコの方がいいに決まってる。

恋愛して結婚して、子供が産まれて……


それでいいじゃん。


みんなに祝福されて、幸せになったらいい。




「彼女なら、いけんじゃない?」


本気で言ってんの?」



しょーちゃんの低い声。



「しょーちゃんこそ、本気で言ったの?」



俺のこと、多分好きだなんて……

本当に本気でそんなこと認めようと思ってんの?

認められないから、多分とか言ってるんでしょ?

認めたくないから、戸惑ってるんでしょ?




「俺だって、色々考えてるんだよ?」



本当は、誰にも渡したくなんてない。

けど、しょーちゃんには幸せになってもらいたい。

しょーちゃんが、幸せって笑ってくれるんなら、俺は何でもするよ?




戸惑って、悩んで、そんな怒ってるみたいな顔で俺と一緒にいるんなら、やめた方がいいんだって。





……俺、最低だな」


しょーちゃんがため息をついて、頭をがしがし掻いた。



「ちょっと頭、冷やしてくる」


くるり、と背を向けてしょーちゃんが階段のドアの向こうに消えた。