「はぁ?!」
ドアを開けるなり、そう言った相葉さんを、Jが無言でぽかって、叩いた。
「いって!もぉ!潤くん!なんだよ、照れてんの?」
「うっせー。黙れ」
わー、こわ!って、俺の横にぽすんって、座る。
あーもう、嫌な予感しかしないんだけど。
「ねねねねね!ニノちゃんは?初ちゅー、何味だった?」
「ワタシの初ちゅーの相手、アナタですけど?」
「は?あー!あれは事故!事故だからノーカウントね!」
で?で???って、おめめキラキラして俺を見てる。
初ちゅー……初ちゅーって…
アレだ。
おーのさんのとこに、遊びに行った時。
「さっむ……」
そう言った俺の手におーのさんの手が絡まって、おーのさんのコートのポケットにしまわれた。
「ニノの手、つめてぇなー」
「ココロがあったかいからね」
「俺だって、あったけぇぞ?」
「……それは、知ってる」
おーのさんの周りはいつも、ほわんってあったかくて……居心地が良くて。
思わずそのまま、こてんって頭をおーのさんの肩にのせた。
「……にの?」
「……」
「嫌だったら、殴れよ?」
そう言って俺に触れた唇は……
「……ラーメン……」
「はい?」
「ラーメンの味だった。しかもにんにく入りの」
えぇー!って、相葉さんとJが叫ぶ。
あの人を選んだ時点で、ムードだのなんだの、期待はしてないけど。
むくり、とソファから起き上がったおーのさんのところに、相葉さんがすっ飛んでいく。
「ねー!おーちゃん!初ちゅーって何の味だった?」
「ラーメンとにんにく」
さらっと答えたおーのさんに、相葉さんがすかさず聞く。
「2回目は?」
「そば」
「3回目は?」
「……ちゃー…」
「さとし!!!」
もう恥ずいから、やめろ!って口を押さえた。
相葉さんとJは爆笑してる。
なんだって、色気もへったくれもない食いもんの味のキスばっかなんだろ。
そんな俺の頭を抱えて、2人から見えないように、おーのさんがちゅってキスをした。
……あれ、今のって……
「……レモン味……」
んふふって笑ったおーのさんのポケットから、レモン味の飴の包み紙が落ちたのは…
見なかったことにしよう…かな。

NKNOちゃーん!遅くなってごめーん( ノД`)
てか、こんなので良かったのか……( ̄▽ ̄;)
初キスの味は、レモン味?
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