「しょーちゃん、ごめんね?」
雅紀の上に倒れ込んだ俺の背中を男らしい、大きな手が撫でる。
肩幅もあって、筋肉質で、手もでかくて、男らしい身体なのに…
それなのに可愛くて綺麗でエロいとか。
俺をどうするつもりなんだ、お前は。
「変な意地張って、避けたりして、ごめん」
「…まぁ、お前の考えてることなんて、だいたい分かるけどな…」
少しだけ頭を持ち上げて、雅紀の顔を見上げる。
「仕事、頑張って来てね。お土産、楽しみにしてる。それから…無事に、帰ってきて、ね?」
そう言って笑う顔を見ながら、肘をついて上体を起こして、雅紀を見下ろした。
「思ってる事は全部言えって、言っただろ?」
そう言えば、困った顔をして笑う。
「寂しいけど、大丈夫。テレビ見るからね。あとね、飲みすぎちゃダメだよ?食べすぎもね?あと、それから…綺麗なオネーサンについて行かないで、ね?」
最後の言葉に思わず吹き出した。
可愛すぎんだろ、それ。
「何笑ってんの?」
「お前が可愛いからだろ。飲みすぎも食いすぎも気をつけるし、綺麗なオネーサンには興味ねぇよ」
笑って、キス。
俺の下で雅紀がもぞりと動いた。
「あの、しょーちゃん?」
「ん?」
「いつまで、このまんまなの?」
まだ、繋がったまんまでいたいのに、逃げていこうとする腰を捕まえる。
「フルチャージになるまで、だよ」
「…え…俺、もう無理…」
「無理とか言うな。俺、まだまだ足んねぇ」
「しょーちゃんだって、無理そうじゃん」
くふふって、笑う口を乱暴に塞いだ。
歯列をなぞって、舌を絡める。
途端に漏れる甘い声に、雅紀の中のオレが質量を増す。
「あ…やだ…」
オレの変化に気がついて、雅紀が顔を赤くした。
いやもう、ホントに…どんだけ可愛いんだ。
「まだまだ、いけんだろ?」
「もぅ!しょーちゃんのえっち!」
「俺がこうなんのは、お前限定。責任とって?」
「しょーちゃんって、頭いいのにおバカさんだよね」
妖艶に微笑んだ雅紀が俺の背中に腕を回した。