「あー!おかえりなさーーーい!!」
「近くでデカイ声、出すなや!」
ビーチパラソルの下で、ニノとDSを持って並んで座っていた相葉くんが、ぶんぶん!って手を振って、声がデカイって、ニノに頭をはたかれてて…
その後ろで大野くんが転がってる…
なんだ、コイツら。
「相葉くん、仕事中なんじゃねぇの?」
「くふふー。きゅうけーい!」
「大野くんも寝てるけど?」
「くふふふふ。さとちゃんね、いつも眠いの」
「お前らの勤務体系ってどーなってんの」
「きんむたいけい?そんなのないよー」
あははって、笑う相葉くんにマジかって呟く。
「それよりさ!どーでした?SUMOチューブ!めっちゃ面白かったでしょ?」
「おぉー!めっちゃ面白かった!」
「最高だな!あれ!」
「くふふ!でしょぉー???」
相葉くんがDSを置いて、バサバサって手で砂を払って立ち上がった。
「やべ、まだ服乾いてなかった!ジャリジャリするぅー!パンツの中にも砂入ったかもー!」
うひゃひゃって、笑いながら『ラッシュガード回収しまっす!』って言うから、松本と2人、慌てて借り物のラッシュガードを脱いだ。
ぴと
「うお?!」
「櫻井さん、さっき抱きついちゃった時に思ったけど、やっぱ、いい身体してますねー!」
相葉くんの手が、つつーって、俺の脇腹を滑る。
「何すんだよ!」
「わ!松本さんもすごいっすね!」
振り向いた瞬間に、くるりと向きを変えて、今度は松本の身体をぺたぺた触ってる…
いやマジで、なんなの、コイツ。
「あははー!やーらけぇー!」
「ちょっと!やめなさいよ!」
「二宮さん、かわいいー!」
今度は二宮のお腹を触ってきゃいきゃい言ってる。
…ありえねぇだろ。
「人のばっか触って、お前はどうなんだよ!」
「そうだぞ!見せろ!」
松本と二宮が相葉君の腕を捕まえたとたん、大野くんがむくり、と起き上がった。
「ダメ」
「「え???」」
「まーちゃんの身体は見せらんねぇ」
ぽけーっとした雰囲気から想像もできないような鋭い眼差しと声に、松本と二宮が相葉くんの腕を離した。
相葉くんは、うつむいて微笑んで…
その顔に胸がどきんって音を立てた。
…なんだ?今の?
「まーちゃん、腹減った」
大野くんがふにゃんって、笑う。
「うん!じゃ、お昼しよ!櫻井さんたちも、お腹空いたでしょ?俺、頑張って作っちゃうから、早くシャワー浴びてきちゃってくださいね!」
「お前、料理作れんの?」
立ち上がりながら言う二宮に
「作れますよ!めっちゃうまいのごちそうしますから!」
って、ピースしながら、相葉くんが向日葵みたいな笑顔で笑った。