let me down #21 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「だから!なんで写真を撮らなかったのかって聞いてるんでしょう?!」

小さい声で話してるつもり、なんだろうけど...人気のない駐車場の隅っこ…結構音響いいんだよね。
まる聞こえ、だよ?


白いワンピースから伸びる真っ直ぐな細い、足。
不自然なほど細いヒールがカツンって、地面を叩く。


「アタシより面白いネタって?そんなの、知らないわよ。アンタ、でっかいチャンス逃したのよ?バカじゃないの?」


電話の相手はこの間のカメラマン、だろうな。


「もういいわ。アンタみたいなクズに用はないから!」

捨てゼリフを吐いて、電話を切って、すぐにまた電話をかけだした。
それが、アンタのホントの姿、なんだね。



「あ、先日ご挨拶させていただいた...」

…今度は、誰に?


「国民的アイドルグループのスクープ、欲しくありません?」


カノジョの言葉に、どくりと音を立てて血が逆流する。

許さない。
…絶対に許さない。


「誰?誰でしょうね?」

くすくす、と笑う声。
耳障りな、ノイズでしかない。



カノジョの手からスマホを取り上げた。


「ちょ...!」

振り向いたカノジョが、俺を見て固まる。


「落ち目なオンナの嘘に付き合ってたらでっかいスクープ、逃しますよ?」

カノジョの顔を見つめながら、そう言って通話を切った。


「はい」

にっこり、笑ってカノジョの手にスマホを戻す。


「...なんの、つもりよ」

「そっちこそ、どういうつもり?」


「欲しいものは全部、手に入れたいの」

俺を見上げてにっこり、笑う。



キモチワルイ。


「アンタが欲しいものって、なに?」


キモチワルイ。


「貴方じゃないことは確かね」


計算された、笑顔。



「ねぇ…今すぐ、消えてくれない?」