空高く 88 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「うわ、むっず!」

テキパキと作業を進めていく雅紀の横で、最初のひとつを必死に包んでる、俺と翼。
餃子包むのって、こんな難しいのか...
そういえばさっき、雅紀が『包む』じゃなくて『握る』って言ってて、『包む』なのか『握る』なのかで、しばらく議論になったけど。


「まさきくん、できた!」

「わぁ、翼くん、上手に出来たね!」

翼が、チラリと俺の手元を見る。

「まさきくん、しょーちゃんも出来たって」

どうだ!って、ふたりが包んだ餃子の隣に自分が包んだ餃子を置く。


「しょーちゃん、ひだひだ、ないの?」

「ない!Simple is Best!」

「しょーちゃん、はしっこ、ずれてるよ?」

「ちゃんと閉じてるから、問題ない!」

俺と翼のやりとりを聞いて、雅紀が吹き出した。


「なんだよ」

「先輩、意外と不器用なんですね。翼くんの方が上手」

「うるせぇ!食えばどれもおんなじ味だろ?」

ぶー!って、膨れてみせたら、うひゃひゃって、声を出して笑った。
それが嬉しくて、俺も笑う。
爆笑してる俺らを見て、翼も笑う。


「ただいまー。なにしてんの?...って、誰?」

部活帰りの耀が台所を覗きに来て固まった。


「誰?じゃねぇだろ」

「あ、お邪魔してます。相葉雅紀って言います。翔さんの後輩で、とってもお世話になってます」

雅紀が餃子を持ったまま、ぺこり、とお辞儀をした。

「...いた。マジで、いた...朝のお兄ちゃんの...」

耀が雅紀を見て、呆然とつぶやいた。


「あかりちゃん、まさきくんにご挨拶は?」

「あ!妹の耀です!兄がいつもお世話になってますっっ!」

翼に言われて、慌てて自己紹介をした耀が、すごい勢いでお辞儀をして、私も手伝いますっ!って、ドタバタと階段を上がっていった。


「耀ちゃんも、先輩に似てますね」

「そうか?」

「美男美女きょうだいですね?」

くふふ、って笑う雅紀に

「まさきくんも、かわいいよね?ぼく、さやか先生より、まさきくんの方がいいや」

って、翼が言い放った。


「え?翼、さやか先生と結婚するんじゃなかったのかよ?」

「うん。でも...まさきくんがいいー。あ、でも、まさきくんは...」

そこまで言って、あ!って、小さく言って翼が黙り込んだ。

「どした?」

聞いてもぷるぷる首を横に振るだけで...


「雅紀が、どうしたんだよ?」

翼が雅紀をちらっと見てから、また首をぷるぷる、横に振って...そんな翼を見て、雅紀もぷるぷる、首を横に振る。


「なんだよ、お前ら...へんな人形みたいだぞ?」

首をぷるぷるしてる2人が可愛くて、面白くて...俺はまたあははって、声を出して笑った。