また今日も、目覚ましがなる前に目が覚めた。
制服に着替えて、ネクタイを結ぶ。
...昨日、雅紀にネクタイの結び方、教えるの忘れたな。また今日もとんでもない結び方をしてくんのかな。
女子力高くて、弁当の卵焼きとかは綺麗に作るのに、なんでネクタイが結べないんだろ。
雅紀のことを考えていたら、どうしても口元が緩む。鏡に映る自分の顔が、ビックリするくらいだらしなくて、吹き出した。
俺、こんな顔して雅紀のこと見てんだな。なんで二宮さんにバレたんだとか思ってたけど、バレバレじゃん、どう見ても。
無意識にきつく締めたネクタイを緩めながら、階段を下りる。
「わぁ、明日は絶対雪降るわ。雪じゃなくて、槍が降るかも!」
今日もお兄ちゃんが爽やかに起きてきてるー!って、叫んだ妹をうっせ!って小突いて、いただきますって手を合わせた。
母さんの卵焼きもうまいけど、雅紀の卵焼きの方がうまいな...
「...お兄ちゃんさ、カノジョでもできた? 」
「...は???」
「じゃなくて、カレシ?」
「...はぁ?!」
「あー、じゃあ、好きな人できた?」
ニヤニヤしながら、スープをかき混ぜている妹を睨む。
「リア充だねぇ...」
「黙れ中坊」
「わー、怖!」
ごちそうさまって、席を立って食器を下げてから、俺の横にまた寄ってくる。
「なんだよ?」
「かわいい?どんなタイプ?」
...朝から、めんどくせぇな、もう。
「お前の百兆倍かわいいわ。かわいくてスタイルも良くて料理もうまくて、性格もいいぞ」
そう言ってにやりと笑ってやる。
「...絶対嘘だ...」
「さぁ、どうでしょう」
そんな奴、いるはずないって思うけど、いるんだよな、本当に...
「わぁ...顔面崩壊してる...」
「うっせ。早く行けよ。遅刻すんぞ?」
わぁ!ヤバイ!ってバタバタ出ていった背中を見送ってから、崩壊してるって言われた顔を両手で押さえた。
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妹ちゃん、またまた登場( *´艸`)
名前、考えてなかったなー(^^;;
また出番あるかわかりませんが、こんな名前がいいな♡って言うのがありましたらお知らせください( *´艸`)
コッソリがいい人は、非公開希望って書いておいてくださいね♡