空高く 70 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




困ってる。
すんごく、困ってる、よね。

そんな、握ったら、足、痛くない?


「それだけ、伝えたかったんだ...」


困らせたかったわけでも、答えが欲しかったわけでも、なくて。
ただ、自分の気持ちを伝えたくて...
アンタの立場とか、いろいろ、考えることが出来なくて...
だから、ダメなのか。
まだまだ、ガキだな、俺。


うつむいたままのおーのさんに、心の中でごめんって呟いて、渡されたペットボトルをテーブルの上に置いた。



「...じゃ...」


やっぱり、痛い。
チクチクするよ。
磨き方がまだまだ足りないんだな...そりゃそうか、磨こうって決めたのはさっきだもん。
こんな風に、自分勝手なままじゃ、ダメなんだ。

俺を見ないおーのさんの頭のてっぺんを見て、聞こえないようにため息をついて、玄関へ向かった...はず、なのに...


ものすごい力で腕を引っ張られて、何が起きたのかわからないうちに、おーのさんの腕の中にすっぽり、収まってた。


どう、なってんの?
なんで?
どうして?
迷惑、だったんじゃないの?
困ってたんじゃ、ないの?


「おぉの、さん...」


やっとの事で、出した声におーのさんが、ピクリと、動いて、俺を見た。

戸惑ったようなその顔に、どうしたらいいのかわからなくて、腕の中から逃げようとしたら、またぎゅって、抱きしめられた。


...なんで?
俺、アンタのこと好きって言ったんだよ?
ダメ、なんじゃ、ないの?
そんなこと、されたら...
止まらなくなっちゃうじゃん...


「...ごめん」


ごめん?
ごめんって、何が?


「...ごめん...」


あんまりにも悲しそうに言うから、俺もおーのさんを抱きしめてあげたくなって、そっと腕を回した。

おーのさんが謝らなきゃいけないことなんて、何もないじゃん。


「ごめん」

「何回、言うの、それ」

「うん。ごめん」

おーのさんは、そう言って、またぎゅって、俺を抱きしめた。