SHAMROCK♧ 50 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




俺としょーちゃんのランドセルは、今、ロンドンのアパートのリビングの棚の上に2つ並べて置いてある。


あの日、思い出して見つけたのは、ランドセルの底に書いてあったメッセージ。

『しょーちゃん、いちばんだいすき!』
『まーくん、いちばんだいすきだよ!』

お互い書いたことも忘れてたし、使ってた時は底なんて見たこともなかったし...まさかしょーちゃんが、俺と同じことしてたとは思わなかった。

暗い色の中張りの上に黒いマジックで書かれたそれは、本当に良く見えなくて、2人で一緒に覗きこんで、あんま良く見えないなって、笑った。



母さんたちは、ランドセルが交換されたことも、ランドセルの底に書かれたメッセージにも、すぐ気がついたらしい、けど。


『もー、ホントにしょーちゃん、しょーちゃんって、ねぇ』
『雅紀が、雅紀が!って、うるさくて』
『まさか、結婚したいって、言い出すとはなぁ...』
『翔くんに愛想つかされないようにしっかりやれよー』

あの日は、夕飯中ずっと、父さんや母さんたちの俺たちの話が盛り上がって...しょーちゃんと2人、真っ赤になりながら、もぞもぞご飯を食べた。

せっかくの母さんたちの料理だったのに、全然味がわかんねぇって、しょーちゃんがボヤいてたのを思い出して、くふふって、笑う。



「なに、笑ってんの?」

後ろからしょーちゃんが俺を抱きしめて、言う。


「父さんたち、面白かったなーって」

「あぁ...さすが、俺たちの親、だよなぁ...」

あっさりOKもらえるなんて思ってなかったから、ビックリしたわって、しょーちゃんも笑う。


「改めて、これからもよろしくな?雅紀」

身体の向きを変えて、しょーちゃんとおでこをくっつけた。

「こちらこそ、よろしくね?しょーちゃん」


ふわり、優しくしょーちゃんの唇が触れる。



「よし、そろそろ、行こっか?」

「うん!」


ドアの鍵をしめて、やっぱり、俺の少し前から、当たり前みたく差し出された、しょーちゃんの手に指を絡める。


「今日は大学まで、歩いてこ」

「うん」

差し出されたしょーちゃんの左手には、SHAMROCKのブレスレットが揺れる。
俺の左手にも、同じブレスレット。
歩く度に、しゃらしゃら、揺れる。


ねぇ、しょーちゃん。
いつまでも、こうやって、手をつないで、並んで歩きたいな。

いつも、俺より少し前を歩くしょーちゃんに、少しでも追いつけるように、頑張る、から。


「あ!」

しょーちゃんが突然、立ち止まって振り返った。

「どうしたの?」

「大学入学、おめでとう!雅紀!」

言うの、忘れてた!
って、笑うしょーちゃんに、もぉ!って、軽くパンチをした。


かっこよくて、やさしくて、頭が良くて...それで、たまに、ちょびっとだけ残念なしょーちゃんが、ほんとにほんとに大好きだよ。