「そろそろ、帰ろっか」
「ん、帰ろ」
陽が傾いて、ちょっと肌寒くなってきて、ふたりで立ちあがって、お尻や背中についた草を手で払う。
俺の少し前を歩き出したしょーちゃんから、当たり前みたいに差し出された手のひらをそっと、握る。
「来年も、見に来ようね?」
「ん」
「再来年も、その先も、ずっと、ね?」
「ふふ、うん。なに?逆プロボーズ?」
しょーちゃんが立ち止まって振り返る。
「...うん、そう」
きゅって、握る手に力を入れれば、しょーちゃんも、きゅって、握り返してくれて。
そんな小さなことも、すごく、嬉しい。
「俺も、しょーちゃんとずっと一緒にいたい」
しょーちゃんが微笑んで
風がふいて
桜の花がさわさわ揺れる。
すき
だいすき
伝わればいいのに。
心ごと、全部。
「嫌だって言っても離さないから、安心しろ」
しょーちゃんがぎゅって、また手に力を入れて前を向いて歩き出した。
「うん」
それだけ、返事をして1歩だけ走って、しょーちゃんの隣に並んで歩いた。
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こんにちばー♡
昨日は仕事のあと実家に泊まりに行って、今日はムスコたちは母に預けてお仕事です(笑)
通勤も姉と一緒だったので更新出来ず( ̄▽ ̄;)
遅くなりましたーm(_ _)m