昼休みからずっと、ブライアンに言われたことが頭から離れなくて...
ホント、なのかな...
でも、そこしか、無いよね...
どうしよう、怖い。
怖すぎる...
しょーちゃんは、知ってるの、かな...
はぁって、ため息をついて、ロッカーの扉を開けた。
「ナデシコ、大丈夫か?」
カバンを取り出していたら、フィルが近づいてきた。
「あの、ブライアンが言ってた話、だけどさ...慣れたら、気持ちいいんだって」
真っ赤になりながら言うから、俺も恥ずかしくなって俯いた。
「...う、うん。でも、まだ...そんなんじゃないから...」
「俺もまだ、キスしかできないよ」
今度はフィルがため息をついて、ロッカーを閉める。
「オトナになるって、いろいろ、大変だね?」
「本当になぁー...」
2人ではぁーって、盛大にため息をついて、校舎を出たら、フィルがあって、声を上げた。
「どうしたの?」
「来てるよ、ナデシコの彼氏。俺、すごい睨まれてる」
ちょー、怖いんだけどって、笑いながら言って、早くいけよ、怖いから!って、俺の背中を押して、笑う。
「怖くないってば!」
振り返りながらそう言って、しょーちゃんのところまでダッシュした。