ここ数年は、こんなふうに大勢で年を越すことはなくて…
5人で年を越すことが出来るのも本当に有難いことだと思ってるけど。
やっぱりこうやって、たくさんの人と一緒だと、ホントに楽しくて。
さん!
にー!
いちっ!
Happy New Year!!!
わーって、歓声が上がって
ちょっと離れたところにいるしょーちゃんを見たら、しょーちゃんが、マイクを外して、おめでと!って、笑ってくれる。
それだけ、なのに
俺の温度はぐんって、上がる。
誰のとなりにいても、
どこにいても、
一番に聞こえてくるのは、しょーちゃんの、声。
たくさんの声に見送られて、
気持ちも体温も上がったまんま
楽屋でわいわい、着替えて…
「よーし!初詣行くぞー!」
って、誰かの声に
みんなでいぇーい!って、集まって…
お願いすることはいつも同じ
今年もまた
しょーちゃんとたくさん、笑えますように
5人でいられますように
うううん。
しょーちゃんの隣で笑うから、
ずっと、5人でいるから、
だから、見守っていてください
今年はそう、お願いしよう。
歩きながら、空を見上げた俺に
「どした?」
って、優しい声が聞こえる。
「今年は、何をお願いしようかなーって、考えてたの。
しょーちゃんは?お願いごと決まった?」
「願いごとってゆーか、決意表明するわ」
「決意表明?」
「うん、まぁ、そんなとこ」
ポリポリと、鼻の頭をかいて、笑う。
「叶うと、いいね?って言うか、
きっと、うまくいくね。」
そう、笑顔で返したら、さんきゅ、って、俺の頭をわしゃわしゃって、撫でて…
「あ!置いてかれてるじゃん、俺ら!
ほら、雅紀、急げ!」
しょーちゃんは、俺の手を取って走り出した。