小児病棟との電話を終えた時、おーのさんが
戻ってきた。
その後には、相葉さん、と櫻井さん。
思わず、立ち上がる。
マサキが相葉さんのクローンなのだから、
当たり前だけど…
マサキそのもの、の相葉さん。
いや、相葉さんそのもの、なマサキ、なのか。
オリジナルとクローン、2人が接触して…
何が、あった?
今…
何が、起こっているのだろう?
3日間の拘束を言い渡された相葉さんは、
驚きを隠せずにいて…
けれど、そのまま、櫻井さんに連れていかれた。
おーのさんが、2人の背中を見送ってから、
ふぅ、とため息をついて椅子に座った。
「おーの、さん…」
おーのさんは、ふにゃんと、笑う。
こんな時でも、優しく、笑う。
「マサキ、は…」
「うん」
「マサキ、は…」
言葉が、続かない…
やっぱり、神様なんて、キライ、だ。
下を向いて、黙った俺を…
おーのさんが、そっと抱きしめてくれた。