†Obelisk† Another side of Asterisk* 27 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。





弱ったクローンのバイタルチェックを何回も
繰り返して、ふぅ、とため息をつく。

…やっぱり、ダメかな


カタリ、音が聞こえてそちら目を向ける。


培養ケースの前に佇む人影。



…あれは…



「翔くん?」


声をかけたら、びっくりしたのか、ガタン!と
大きな音を立てて、どこかに身体をぶつけたらしい
翔くんが、顔をしかめた。


真っ白な、顔。



オリジナルの『彼』と、会えたのに、
何でそんなに辛そうな顔をしてるの?




「ごめん、ごめん。びっくりした?」
「この子、調子悪くてね。気になって、
   家に帰れなかったんだ」

クローンのケースを見上げて、言う。



「ごめん、そんな時に、外泊なんて」

「ああ、それは大丈夫。
   マサキは潤のところに居るから」


翔くんの顔が、歪む。
それは、嫉妬?



人間の心は、どうしてこう、複雑なんだろう。

運命は、どうしてこうも、残酷なんだろう。


ほんの少しのズレが
どんどん大きな歪になっていく。




「この子はダメかもしれないなぁ」

「培養液、交換してみる?」

「それにも耐えられないかも」

「何か………待って、何か、
  助ける方法があるかもしれない」

「翔くん?どうした?」


翔くん、だから、ダメなんだって。
今、助けたところで、
この子は幸せにはなれないんだよ?


マサキを見ていたら、それが分かるだろう?



翔くんは、優しすぎるんだ。



その優しさは、時に自分自身にも深く深く、
突き刺さる。



翔くん、おれは…

君を助けることができるだろうか?