†Obelisk† Another side of Asterisk* 13 | 嵐さんに愛を叫べ

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相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




第2話と第3話とリンクしてまーす。






「二宮、松本。『これ』を出す準備を」


インカムから指示が出る。


松本さんと2人、ケースの蓋を開け、
培養液から注意深く『ソレ』を取りだした。


透き通るように白い肌。
左の肩に花のように広がる鮮やかな、紅い痣。


こんなところまでオリジナルの影響を受けるのか、
それとも、クローンにだけ現れた痣なのか…
思わず、その『花』に見とれた。



「がぼっ」


『ソレ』が、息をした瞬間。
口から培養液が溢れ出す。



「気道確保!」

慌てて叫んで『ソレ』を横たわらせ、
挿管して、培養液を吸い出す。



「げほっ」

苦しそうに咳をするけれど、まだ目は開かない。



松本さんと2人、手際よくバイタルチェックを
済ませ、『ソレ』をベッドに横たえた。




「どこも異常はありません」

検査結果を松本さんが櫻井さんへ報告する。

俺は、まだ不思議な気持ちで『ソレ』を
眺めていた。
生かすために、作られたクローン。
禁忌でしかない存在。



「培養液から生まれたクローンが目覚める。
   歴史に残る瞬間ですね」

俺の隣で、松本さんが興奮気味に言う。



櫻井さんが、そっと『ソレ』の頬に触れる…



「起きるぞ」

もぞり、動いた『ソレ』に思わず身を乗り出す。



まぶたが震えたその瞬間、


「お前ら、外に出ていろ」


櫻井さんの声がした。


「えっ…………」

「櫻井さん、そんな……」

松本さんと2人、驚いて櫻井さんを見る。


「出ていろ。しばらく入って来るな」


初めて見る、その表情。




「分かりました………。おい、ニノ、行くぞ」


「………………」

松本さんに腕を引かれて部屋を出る。



ご丁寧にインカムまで切りやがって。
どういうつもりだ?



「あーっ!世紀の瞬間をこの目で見たかったな!」

松本さんが残念そうに叫ぶ。


「まぁ、仕方ないでしょうね。
   刷り込みみたいなもんでしょ?
   最初から3人も親がいたんじゃ、
   アイツも混乱するだろうし」


俺の言葉に松本さんは
『そっかぁー、そうだよな!』なんて、
ひとり納得して、席に戻った。



さっきの、櫻井さんの顔を思い出す。
『彼』は、アナタのものだと、
そう言いたそうだったな。


『彼』は誰?
オリジナルではない、クローンに
櫻井さんは何を求めているんだろう?


オリジナルはまだ、生きているんだろうか…


もし、生きているのなら、
オリジナルとクローン、
二つ並べて見てみたいもんだな…



「や、さすがにそれは悪趣味すぎるな」


俺はひとり、そう呟くとPCに向かって、
データの確認作業を始めた。