第1話:出会う | amnosjumpv6のブログ

amnosjumpv6のブログ

ブログの説明を入力します。

夜20時

街をフラフラ歩いてたら、また声をかけられた。

(君、かわいいね~!モデルとか興味無いかな!?)

「あー、芸能界とか興味無いんで。」


今日はこれで5回目。
なんか今日多いな~。めんどくさい。


その時だった。
最初はあなたもそういうやつらと同じだと思ってた。



夜22時

高1の私にとって22時に街をフラフラするなんて違反に等しかった。
けどそんなの慣れっこで。
第一、高1に見られない。
その時だった。


健『ねねね!井ノ原くん!あの子に聞いてみよーよ!』
井『おー、いいね!』
岡『まじ?』
健『ねーねー!すいません!』

「はい?」

井『めっちゃかわいい子じゃん!』
健『俺の目に狂いは無いの!』
岡『急にごめんね。今、大丈夫かな?』

「別に大丈夫ですけど。なんですか?」

健『テレビとかそういうの興味無い?』

「全然。テレビとか見ないんで」

またか。と思った。

井『お!ちょうどいい!』
岡『健くんすごいね』
健『でしょー!』

「はやく用事言ってください。もういいですか?」
と歩こうとした瞬間に。

手をつかまれた。

健『ちょっとまって!』

びっくりした。
その人の手がすごく大きくて温かいから。

本当はその時から気付いてたのかもしれない。
けど気付かないふりをしてたのかもしれない。

あなたが私とは違う世界の住人だということに。

信じたくなかったのかもしれない。
そんな手を持っているから。