ちょっと南下して、第55番 曇華山 法山寺です。
たんぼと山に囲まれたという感じのお寺。
山には藤の花が咲き乱れていました。
香りが漂ってきている感じです。
車でも登れるみたいですが、
またまた駐車場から急坂。
上から見下ろすと真っ逆さまな感じ。
このお寺の下の方(田んぼの方)に源義朝公が入ったという湯殿のあとがあります。
頼朝のお父さんですね。
山に囲まれているお寺、
境内も緑でいっぱいです。
坂から登ってきて右側の奥へ。
こちらにお大師さまが祀られています。
振り返ると慰義朝公霊という鐘楼がありました。
源義朝公は、平治の乱で敗走の途中、
このあたりにたどり着いて身を寄せていたところで裏切られ、入浴中に襲撃殺害とあるので、
まさに、その湯殿跡が亡くなったところというわけですね。
お墓は50番の野間大坊大御堂寺にあるそうです。
宝山寺は臨済宗天龍寺派のお寺。
御本尊は御湯殿薬師如来。