潤弥のブログ -2ページ目

潤弥のブログ

潤クン溺愛の独り言ニッキ




「いらっしゃいませ。」

今日のあたしは朝から機嫌がいい。


大好きな人があたしに会いに来てくれたから。
なんて、あたしは単純なんだろう。


そして、そのあたしの大好きな人はいつもの席でいつものコーヒーを飲んでいる。


なにやら、真剣な表情で書類を読んでいる。

その横顔を見るのが大好きなの。


潤クンがあたしに気づいてこちらを見る。
あたしはコーヒーのお代わりを持って潤クンのテーブルへ足を運んだ。

「何、見とれてんの?」

「へへ。バレたか…」

潤クンの手がくいくいと、あたしを呼ぶ。

周りを伺いながらあたしは、耳を潤クンの顔によせた。


「今日は、いっぱいチュウしてあげるから。」

「!!!!!!」

きっと、あたしの顔は真っ赤だ…

「ちょっ… 他のお客さんに聞こえちゃうでしょっ」

テーブルで一礼をして、ウェトレスステーションへもどる。



びっくりしたけど、すごく嬉しくてあたしの顔はきっと、ずっとにやけてる。


潤クンて、そんなこと口に出して言うんだね。
毎日、毎日新しい潤クンを知るのがうれしくて。
潤クンがいるから、あたしの毎日はキラキラと輝くんだ。



「この、幸せモノめっ」

同僚の声で我に帰る。


「へへ。幸せでごめんね。」


潤クンが仕事へ向かった後も、ご機嫌で仕事をこなした。

今日は、いつもより仕事が終わるのが早いあたしは、帰りにスーパーに寄り夕御飯の食材を、買って潤クンの家へ向かう。



得意のパスタとスープを作って潤クンの帰りを待つ。

ガチャン


潤クンだっ
あたしは、玄関へすっ飛んでいった。

ただいま。


おかえり。


出迎えたあたしを、ギュッとしてから体を離し、いつもの優しいキスをくれた。


あたしは、いつもそれだけでとろけそうになるんだ。


ご飯、できてるよ。


んー、その前にお前が食べたい


えっ?!


ドギマギしてるあたしをよそに、潤クンは余裕の笑顔で、おいで、と両手を広げている。


そんな潤クンを前に、照れてるあたしの腕をひきよせ、自分の胸にうずめる。


潤クンの匂いがする。
大好きな、甘い匂い。


潤クンの胸に耳をくっつけたまま、潤クンの鼓動の音を聞く。


潤クン
大好き…

思わず、口からこぼれた。




知ってるよ…!


もー、バカ…!


今日は、いっぱいチュウするって、言ったでしょ?

でも、ご飯できてるよ?

ご飯より、お前が食べたいの!


半分、だだっ子のようなコトバに思わず笑ってしまった。



あっ。笑ったね?


ごめん…
だって…



そう答えるあたしをひょいと抱えると、ベッドルームに運んだ。

ベッドの上に優しく下ろし、あたしの瞼にキスをした。




それだけで、あたしの身体は熱くなっていく。



優しく髪を撫で、潤クンの唇がおでこを這う。


大好きな人に抱かれるって、こんなに幸せなんだね…




終わった後も潤クンは、限りなく優しい。


耳元で大好きだよ…って、囁きながらたくさん、キスをくれた。


あたしは、この瞬間の幸せがなんだか怖くなって、涙が出た。

潤クンにきづかれないようにと思ったけど、やっぱり気づかれてしまった。



…なんで、ないてるの?
嫌だった…?



違う、違うの…
幸せすぎて、怖くなったの…



なんだよ
それ…

そんなに俺が信用出来ない?


だって、潤クンカッコいいんだもん。
こんな、年上の女よりもっと若くて可愛い子が、周りにはいるでしょ?


うん。
いるよ。


こんな時まで潤クンは、正直だ…



でも、俺はお前がいいの!
俺が好きなのは、お前なの!
わかった?

……………


わかったって言わないともう1回襲うぞ!


きゃー、わかった、わかったよぅー!


こんな、じゃれ合いさえ、あたしには愛しくて仕方なかった。








どのくらい眠っていたのだろう。
携帯がなった。


潤クンからメールだ。

目をこすりながら、携帯のメール画面をひらく

飲み会、終わったよ。
今から会いにいってもいいかなぁ?


飛び上がるほど、嬉しいくせに
可愛くないあたしは、

でも、もう遅いよ。
今日は、帰ったら?
また、明日ね(^o^)


心にもない文章を送りつけた。

そっか、じゃあ今日は、帰るよ
おやすみ(-_-)zzz


あたしは、勝手に
でも、会いたいから今から行くよ。

という返事を期待していた。

自分で断っておきながらなんて勝手なんだろう。

また、涙が出てきた。
あとほんのすこしでも、素直になれたら…


うん。
おやすみ。

可愛いげのない返事を送り、布団にもぐり込んだ。


目を閉じても眠れない。


どうして、会いたいと言えないんだろう?
なんで、素直になれないんだろう?

そんな事ばかりが頭を巡り、
そのまま朝を迎えた。


いつものように着替え、メイクをして家を出る。


潤クンと会ってからは、仕事に行くのが楽しくて仕方なかった。
それなのに、今日は行きたくもない…

朝、潤クンが店に来たらなんて声をかけよう

何もなかったように、おはようって言う?
それとも、昨日は会いたかったのに、残念だったなぁって可愛く言ってみる?


ごちゃごちゃ考えながら、鍵をかける。


マンションのエントランスを出ると、そこには潤くんが立っていた。



うそっ!
心の準備できてないよ…


おはよ。


おはよ…


怒ってる?

怒ってないよ…

嘘、本当は怒ってるくせに
また、本音を言えない…


どーしよう。
涙が出てきた。


えっ…
どうして、なんで涙…

う~~~~~…

あたしは、泣きかたまで可愛くないみたいだ。


そんなあたしを前に潤クンは、オロオロしながら

ごめんね。
と言った。

潤クンは悪くない。
そんな事はわかっている。


あたしは、ぶんぶんと、首を横にふった。

…かった
会いたかったよぅ…

泣きながら、潤クンのシャツの袖を掴んだ。


その手を潤クンが掴み、自分の方へ引き寄せる。
あたしは、潤クンの腕の中に包まれた。


会いたいなら、会いたいって素直に言えよ。

…………うん。

潤クンの顔を見上げると
キスをくれた。


うわっ、お前酒くさいぞ!

あ……昨日、缶チューハイ何本飲んだかな?


ごめん、昨日一人で缶チューハイ飲んだし…


俺が一滴も飲んでないのに?!

え、飲み会行ったんじゃないの?

行ったけど、飲んでない!

なんでっ?

…お前に会いに行こうと思ったから…


こんなにもあたしの事を考えてくれてるのに、あたしは一人でバカみたいだ。
ごめんね。
あたし、素直じゃなくて…


じゃあ、今日は2人で飲もうね!


よかった、機嫌直してくれて!


大好きなひとの優しい笑顔が、目の前にあった。









ファミレスの店員とお客の関係から
恋人同士になった。


今日も、潤クンはいつもの席に座りコーヒーを飲んでいる。


他のテーブルで、接客しながらチラッと潤クンの方を見る。

潤クンもあたしを見た。


ただ目があっただけなのに、好きが伝わる。
恋ってこんなに楽しかったっけ?



もー、見せつけないでよー!

同僚が、あたしをつつく。


えへへ

あーやだやだ。
幸せ絶頂期だわ…

あたしは、ニカッと笑ってピースサインを作る。

ピンポン
レジで呼び鈴がなった。

潤くんだ。
いそいでレジに走る。



じゃあ、 帰りね。
小さい声で、潤クンが言う。


はい、ありがとうございました。


その挨拶がなんだか歯痒い。

あの日以来、あたし達は晩ごはんを一緒に食べるようになった。

帰りに買い物をして、どちらかの自宅で、2人で料理をする。

一日でイチバン幸せな時間。

大好きな人の背中を見送り、あたしの頭の中は今日の晩ごはんの事でいっぱいだ。




ランチの時間。
櫻井サンが、やって来た。

こんにちは!
松本とは、仲良くやってんの?

は、はい、おかげさまで…

ふーん…
松本からの伝言なんだけどさ、
今日、会社の飲み会があるから悪いけど、晩御飯一緒出来ないって…


あ、そうなんですね、
わかりました。

フツーに返事をしたけど、あたしの心はかなり動揺していた。


さっき、帰りね。って言ったのに…
いきなり、決まったのかな…
会社の飲み会って、女の子も来るのかな…

いろんな事が頭を駆け巡って、それからは、仕事にならなかった。


ガシャン!

とうとう、やらかした。
お客さんとぶつかり、グラスを落としてしまった。
落ちていくグラスをスローモーションでみながら、涙が出てきた。

ガラスを拾っていると、櫻井サンが、近寄ってきて
大丈夫?
松本にやめるように言おっか?


いえっ、いいですっ
大丈夫ですっ


あたしは、可愛くない女だ。
素直にお願いすればいいのに…





仕事が、終わりいつもの道を一人で歩く。
いつもなら、潤くんが隣にいるのに…

ほんのちょっと前までは、一人で歩いてた道。
でも、もう今は潤くんと歩くことが当たり前になってしまっていた。


家に着くと携帯が、なった

潤くんからメールだ。


やっぱり、飲み会やめたとか?
ちょっと期待しながらメールを開く。


今日は、ごめん。
急にきまっちゃってさ。
明日は絶対一緒に食べような。



あたしの期待は見事に砕けちった。


ふーんだっ
ばかっっ!!!

携帯をソファに投げつけた。


やけ酒だっ!
缶チューハイを開けて一気にのんだ。


あーっ、うまっ!

たかが、会社の人と飲みに行っただけじゃん!
そんなの、気にしないっ!

一人で声をあげて、自分に言い聞かせる。


チューハイを何本開けただろう…


あたしは、無償に潤くんに、会いたくなった。

潤くん、会いたいよ…
涙が出てきた。


たった一回、一緒にご飯がたべられないだけなのに、こんなに淋しいの?

会社の人と飲んでるのを想像するだけで、こんなに苦しいの?


だったら、恋なんてしない方がマシじゃん…

今朝、恋ってこんなに楽しいものなのかと思ったばかりなのに…

今では恋ってこんなに苦しいんだ。としか思えない。



素直じゃないあたしは、会いたいとメールも出来ずに、泣きながら眠った。