8/14 留置所2日目
夜中か朝に大がしたくなる。部屋に有るトイレへ行った。
トイレが臭い。。汚い。。。
まぁしょうがないよなと思い大を済ませる。
その後、警官を呼び物を確認。紐が出て地ないかを見るためだ。
物を見ても分からない為、お尻の穴を見てもらう事を提案し、確認してもらう。
実は大を出した後に自分で確認して引っ張ってみたりして確認はしていたのだ。
ゴムの様な物で引っ張ると伸びる。体内についている様で、引っ張るとなんとも言えない軽い痛さと気持ち悪い痛さがあった。
起床し布団を片付けて掃除機をかける。その後、洗面し朝食。運動と言う名目で外へ出る事ができる様で、最大25分と説明して頂く。
運動を希望し、外で警官と話す。
今後の流れが分からない為、警官へ確認をするが詳しい事は管轄外で分からないので刑事に確認して欲しいと返答。
簡単に一般的な流れは教えて頂けて、早ければ2日で出れるが、長ければ20日以上になるかもしれないと教えて貰えた。
僕はこの時に今日には出れると思っていて、長くても明日かと思っていた。
その後、指紋を採取され、身長を測り、その数時間後に取り調べが始まる。
改めて経緯の説明をおこない終了。
午後に病院へ移動し、お尻のひもの確認。痔瘻(じろう)の治療中で、勝手に取れるものらしい。
痔瘻が何か分からなかったので、付き添いの警官へ聞いてみると痔の最上級みたいな物だよと教えて貰う。
トイレは自室のボタンで流せる事になった。
8/15留置所3日目
この日も良く眠れた。起床時に体の痛みを感じる。床が硬くて布団が薄いからだ。
朝に検察庁へ行く事を伝えられる。
運動時に詳細を聞いたところ、検察庁→裁判所→検察庁で帰ってくるそうで、19-20時頃に帰ってくる事が多いとの事だった。
この時僕は、この流れが終われば出れるのか、遅い時間だと移動が大変だなぁどうしよう程度にしか考えていなかった。
8:00ごろに移動開始、9:00ごろに検察庁へ到着。
検察庁での取り調べにて簡単に状況を伝える。この時に検事から質問をいくつかされるが、分からないと返答。意味が有りげな言い方だったので自分の事が何か分かってきたのかと思い、次回の取り調べの話に期待をする。
裁判所へ移動。裁判官にも簡単に状況を伝える。
検察庁へ戻り、勾留請求が通ったので本日より10日勾留される事が決まる。
思っていたのと違う。
自分がとんでも無い状況になっている事に気づく。
消灯時間後に不安が大きすぎて寝たり起きたりを繰り返していた。
8/16留置所4日目
起床時間、すでに目は覚めていて相変わらず体が痛い。
運動は無し。話をする気分で無かったからだ。
DNA採取を口腔内でおこなう。犯罪現場からDNAを照会する為の物だそうだ。保管はされないと説明を受ける。
風呂に案内される。時間は15分制限で5分毎に声掛けをしてくれると説明を受ける。
初めてお湯に浸かったが、すごい心地よかった。
別の声と時間の呼び掛けの声の判断が付かなくて8分ほどで出たら、警官が驚いていた。
消灯時間、寝付きが悪い。時間が分からない為、寝た時間不明。起床時間よりかなり前に起きていた。
8/17留置所5日目
国選弁護士が訪問。名前をなぜ伏せているかを聞かれて、簡単に経緯を伝え、記憶が無い人を担当するのは初めてだと言われた。
弁護士を呼んだ理由を伝える。
1、裁かれるのは前提として、早く終わらせて欲しい。先が見えない状況の為、気持ちが沈むからだ。刑務所に行くなら早く行きたいし、出れるので早く出たかった。
2、一時的に戸籍を作れる事について確認をして欲しい。インターネットで僕と同じ様な状況の人がいて、戸籍を作って生活した事案がある事は知っていた。本当は拠点を見つけてから相談したかったが、状況が分からない為、早めに動きたかったのだ。
弁護士からの返答は、
1については出来ないそうだ。
検事の判断で起訴するかどうかを決めている事が理由と身元不明者の為、最大日数の20日の勾留の可能性が高いとの事。
2は確認して次回訪問時に教えてくれる話となる。週に1回は訪問すると伝えられる。
罰則について確認すると、2年以下の懲役か30万以下の罰金との事。状況によって不起訴、処分保留になる事もあるそうだが、言っている意味が分からなかった。2冊の冊子が差し入れとして入っており、取り調べのメモを必ず取っておく様指示を受ける。
理由は取り調べの際に無い事や想像を書く人がいたり、不当な扱いを受ける事があるそうだ。
聴取の内容は文字に起こされて、間違い無ければ指紋を押す流れになっていた。内容に相違があれば指紋を押す必要は無いとの事。
刑事さんの取り調べは必ず内容確認の上でサインをする流れで、対応もすごい良い為、記入する事は無かった。
部屋へ戻り、翌日の朝までずっとモヤモヤしていた。
この日、寝ずにずっと考え事をしていた。
