さて、つい昨日はメンバーでヘアカッツ後に仮歌を録りに都内の某スタジオに行きました。
そのスタジオは3階立てのこぢんまりとしたスタジオ。
僕はその場所がとっても好きで、何度か作業をしに行く機会があったのですが、あまり踏み込む機会の無かった3階での作業を進めると言うので階段をのぼる事に。
そこにあるのはパソコンや録音機材、楽器、ソファー、テーブル。
そしてボーカルが歌を録音する部屋(ボーカルブース)。
意気揚々とセッティングして準備運動。
『さぁ、ブースに入って声出しをしよう。』
と、その木製のボーカルブースの扉を開ける。
片足を踏み入れて僕は驚愕した。
『狭い。』
そう、なんだかとっても狭いのだ。
全身を入れて扉を閉めた後、若干の閉所恐怖症気味の僕は戦慄した。まず立てない。
二本足でまっすぐ立つと頭が天井の吸音材(スポンジのようなもの)にあたるのだ。
と言っても僕はあの伝説のプロレスヒーロー、ジャイアント馬場やアントニオ猪木ほど身長がある訳ではない。
ただ単純にそのブースがちっちゃいのだ。
横幅は電話ボックスくらいで、高さは170センチの僕が少しかがまないとおさまらないくらい。
その中にマイクがセッティングされていて、中には電気が無い。
非常に、暗い。
例えて言うなら、そのブースを使ってゼリーを作ったら、ギャル曽根さんなら食べきれるくらいのサイズ感だ。
膝を曲げて歌うのが辛いので、前の壁に手をついて前傾姿勢での歌録り。
初めての経験だったが、なんか色々と悟る事が出来た。
そんな狭いブース、実は数々のヒットを産み出している伝説のブースだと言う。
それを聴いてとてもありがたい気持ちになった。
どうもありがとうございました。
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P,S
写真はそのありがたいブース。
雰囲気が伝わるだろうか。
ciao!